私たちは日々、目には見えない“糧”を与え合いながら生きています。
それは、やさしい言葉だったり、思いやりのこもったまなざしだったり。
ときには、そっと差し出した祈りのような想いだったり。
けれど、こうした霊(ひ)の糧は、あまりにささやかで、あまりに静かなので、
つい見過ごしてしまったり、自分にはそんなもの無いと感じてしまうこともあるかもしれません。
でも、どうか思い出してみてください。
あなたの中には、もともと光の源から注がれた“愛の泉”が宿っていることを。
誰かを気づかって、ふと声をかけたこと。
静かに手を合わせ、祈ったこと。
見返りを求めず、そっと支えたこと。
それらはすべて、天から託された霊的な贈り物なのです。
小さな花が、誰に見られることもなく、ただ一輪、風に揺れて咲いている。
その姿に、心が洗われるような気持ちになったことはありませんか?
花は、誰かに褒められるために咲いているのではありません。
自分の内にある“美しく咲きたい”という想いに正直に、ただ咲いているのです。
その姿が、何の言葉よりも雄弁に、私たちの心に語りかけてくれる。
愛とは、そんなふうにして、静かに放たれるものなのかもしれません。
天の父は、太陽を高く掲げ、雨を注ぎ、風を送り、大地に命を育んでくださいます。
それに対して、私たちは何か請求書を受け取ったことがあるでしょうか?
天の父は、ただ与えつづけてくださっているのです。
見返りを求めることなく、無限の愛を注ぎ続けておられるのです。
私たちは、その子どもです。
であれば、私たちもまた、与える者でありたいと思うのです。
“霊の糧”とは、特別な能力や、何か目立つ行為ではありません。
それは、日々の中の祈りであり、思いやりであり、優しい心であり、
ときに、静かに涙を流すことでさえも、魂の分かち合いとなるのです。
あなたの中には、「命の井戸」があります。
その井戸を深く掘り進めるたびに、湧き出る水は増していきます。
それは、誰かの喉を潤す水となり、干上がりかけた心に、やすらぎを与えるでしょう。
しかも、その水は、いくら分けても枯れることがありません。
与えれば与えるほど、あなたの井戸は、もっと深く、もっと清らかに満ちていくのです。
どうか思い出してください。
あなたが静かに与えた、ひとしずくの優しさが、
どこかで誰かの命を支えていたかもしれないということを。
この世界は、目に見えない“祈りの糸”でつながれています。
そして、その糸を編んでいるのは、あなたという光の存在なのです。
だからこそ、あなたは今日もまた、
その優しさを、愛を、静かにわかち合ってくださることでしょう。
どうかそのまま、やさしく在りつづけてください。
そしていつの日か、あなたが誰かに与えた“霊の糧”が、
めぐりめぐって、そっとあなたのもとへ返ってくることでしょう。
それは、とてもやさしい風となって、
あるいは、何気ない誰かの微笑みとなって。
きっと、あなたの魂が、それに気づく時が来るはずです。
愛とは、循環です。
与えた愛は、決して失われることなく、時を超えて還ってきます。
あなたの存在が、今日もまた、光を放っていることに、心から感謝をこめて。
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