2025年4月18日金曜日

いのちの糧を未来へつなぐ──コメ高騰時代に必要な給食政策は?

【政策提言】備蓄米を学校給食へ──コメ高騰時代に必要な新たな対策とは?

お米の値上がりが続いています。

全国の5キロパックの米価格は、去年に比べて2倍近くまで高騰している地域もあります。

このような事態を受けて、政府はすでに「備蓄米」を市場に放出していますが、価格の上昇はなかなか止まりません。

なぜでしょうか?

そして、どうすればこの問題を根本的に緩和できるのでしょうか?


なぜ、備蓄米を放出してもコメ価格が下がらないのか?

現在の仕組みでは、政府が放出した備蓄米は「入札方式」で民間業者に売られます。

ところが、落札価格が高くなりやすいため、結局、スーパーに並ぶ価格も高くなってしまうのです。

さらに、流通の構造も変化しています。

農家がJAを通さずに直販するケースが増えたことで、備蓄米を落札したJAからの流通ルートに乗らないところがあるのです。


政府は学校給食センターに直接、備蓄米を供給してはどうか?

このような中で、私が提案したいのが――

「政府が備蓄米を学校給食センターに直接供給する仕組み」です。

これには、次のような大きなメリットがあります。


● 1. 中間マージンの削減 → 給食のコストを抑えられる

現在は流通業者を介していますが、直接給食センターに卸すことで
無駄なコストを削減し、給食費の値上がりを防ぐことができます。


● 2. 子どもたちの栄養を守る → 米中心の健康的な献立を維持

米価の高騰で、給食現場ではパンや麺類に切り替えざるを得ない場合もあります。
でも、安定的に国産米が提供されれば、健康に良い和食中心の給食を出すことができます。


● 3. 市場の需給を安定 → 民間価格の抑制効果も

全国には、毎月約7000万食分の学校給食があります。
この需要を活用することで、市場全体の需給バランスを落ち着かせ、米価の安定にも効果が見込めます。


可能性と課題

もちろん、実現のためにはいくつかの調整も必要です。

  • 輸送体制の整備(政府倉庫→各自治体給食センター)

  • 地場農家との調整(地域で米を仕入れている自治体も多い)

  • 国と地方自治体との協議体制の構築

しかし、これらは「やろうと思えばできる」範囲の話です。

むしろ、いまこそ政治と行政の本気の判断が求められているのです。


スピリチュアルな視点から

食は、私たちの肉体だけでなく魂も養う「いのちの循環」の一部です。

子どもたちの食卓を守ることは、魂を健全に育てることにもつながります。

お米は、日本人の魂に深く結びついた食べ物です。

だからこそ、「食卓の安心」が揺らぐ時、社会の根っこもまた揺らぎ始めます。

私たちは、今こそ国の備えを、真に必要とする場所に届けていくべき時です。


おわりに

この提言は、単なる経済対策ではありません。

子どもたちの未来を守る「食の政策」であり、
社会の調和と安心をつなぎ直す「魂の施策」でもあります。


著書『アースチェンジ——近未来の警告書では、これから訪れる地球の変革について書いています

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