2025年1月16日木曜日

石丸伸二氏の地域政党の霊的背景


去年の東京都知事選挙で2位となった石丸伸二氏が、都議会議員選挙に向けて地域政党「再生の道」を立ち上げ、今後、公募で候補者を募り、42のすべての選挙区で擁立を目指すことを明らかにしました。

変った所として、政策は現時点で掲げないとしたことと、党の唯一のルールとして多選の制限を設け、2期8年を都議会議員としての上限にするとしたことです。

通常ですと、政党は政策を掲げてそれに賛同する人を集めるのですが、この「再生の道」は政策を掲げずに候補者を募っています。

ですので、候補者によって様々な政策を持たれている方が集まる事になるのでしょう。

これは通常の政党とは違います。

石丸氏の狙いとしては、自分の思う政策に向けて政治改革をするのではなく、政治家を生み出すことを目的にしているように思われます。

政治家は嫌われているようですが、政治家を生み出す人になりたいような感じです。

以前に彼について取り上げた時に、維新の志士である吉田松陰さんの霊的影響を感じるという話をした事があります。

吉田松陰(1830年-1859年)は、江戸時代末期の思想家・教育者で、明治維新の精神的指導者の一人として知られています。

長州藩(現在の山口県)出身で、松下村塾を主宰し、高杉晋作や伊藤博文など多くの維新志士を育て排出しましたが、幕府への批判的な言動により捕らえられ、1859年に30歳で刑死しています。

吉田松陰先生は、過激な行動で注目を集めた人でもありますが、石丸氏も厳しい言論で注目を集めています。

そして今回は、地域政党を立ち上げるという事で、政策は掲げておらず、候補者の実力を評価して採用するのでしょうから、言ってみれば政治家を育てる松下村塾のような物とも言えます。

こちらも松陰先生の影響を感じさせるものとなっています。

それで優秀な政治家が育っていけば、日本にとっては良い事だと思います。

ただ、スピリチュアルな人間として、気になる点はあります。

彼を熱烈に支持している人には、煽動されやすい傾向もあるのかなと感じます。

以前に「テレビは洗脳装置」だが「SNSは煽動装置」と述べたことがあります。

洗脳は日常の中で知らず知らずのうちに思考が誘導されていくものですが、煽動は感情が揺さぶられて熱狂的になる現象です。

過去の歴史では、ファシズムやヒトラー率いるナチスを熱烈に支持したドイツ国民もいましたし、民衆が恐怖に駆り立たれて魔女狩りが横行した時代もありました。

そうした暴走は煽動から生じます。

石丸氏が厳しい言論で他者をやり込める姿を見て賞賛している人もいますが、その人の中にはネガティブな思いが蓄積している事があるでしょう。

人はときに、相手を言負かせるような、強い言葉や行動を見たときに、それに対して気分がいいと感じることがあります。

でも、その感情の根源を探ってみると、自分の中に溜まったネガティブな感情があることが多いのです。

自分の溜めた感情は、時には気づかれにくいものです。

人に言われたネガティブな言葉や行動、会社や家族などへの不満、または不公平感。

これらは無意識の中で気づかぬまま私たちの中に存在し続けることが多々あります。

こうしたネガティブな想念が、相手を言い負かせるような現場を見たときに「スカッ」とする感情の根源になるのです。

他にも、戦争映画などで敵がたくさん倒れるシーンを見てスカッとするという方もいます。

ハリウッド映画などには敵がバタバタ倒れるシーンがよく描かれていますが、それは視聴者の求めるものでもあるからでしょう。

そうしたものを求めるのは、自分の中に溜まっている不平不満などのネガティブな思い、裏返したエネルギーが、外部の強い行動を通じて発散しているためです。

このような自分の心理に気づくことは、すごく重要です。

自分の気持ちがなぜそのような反応をするのかを求めることで、そこに気付きや回復のヒントがあります。

真に自分を知り、自由となるためには、このような状況を利用して自分を見つめる気付きが必要です。

もし自分の中にネガティブな感情を感じたら、その根本の原因を追求してみましょう。

そこから、真の自分の自由を見出せる道は存在します。

著書『アースチェンジ——近未来の警告書では、これから訪れる地球の変革について書いています

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