ネットで広まっているらしい情報として、マ〇ド〇ル〇のハンバーグには、誘拐された子供達の肉が入っているという話があります。
なかには真に受けている人もいるようなので、この件について取り上げてみたいと思います。
そうした大手飲食店において、様々な噂話が囁かれるのは、昔からありました。
今回の人肉混入についても古くは１９８０年代からあったようです。
私が子供の頃（８０年代）にも、大手外食チェーンでは、「牛肉ではなく、ミミズの肉を使っている」だとか「お店の保冷庫には野良猫や野良犬の死体がぶら下がっていた」などというまことしやかな噂が流れていました。
そうした噂は人々の心を刺激し、注目を引くため、いつの時代にも広まりやすいものです。
現代もSNSという拡散能力の高いツールを使って、こうした話が広まっています。
ネットというのは人々の不安や恐怖を煽る、煽動装置となっています。
メディアは洗脳装置だと述べたことがありますが、一方のSNSは煽動装置なのです。
SNSやネット場には様々な陰謀論も出回り、恐怖心に煽られて扇動される人も多くいます。
また作られた物語に引き込まれて、ある政治家の熱狂的な支持者になる人もいます。
そのように人々を扇動する装置とSNSはなっています。
今回の人肉バーガーについても、人々を刺激して関心を引く内容ではありますが、事実ではありません。
この背景には食品への不信感もあるのでしょう。
加工食品には色んな添加物が入っていたり、はたして健康に良いものかという疑問もありますので、そうした不信感も要因にはなっているかと思います。
ただ、人肉が入っているなどはただのデマ情報なので、鵜呑みにしない方がよいです。
同様な話として、某大手テーマパークでは、子供達を誘拐しているという話もあります。
組織的に子供をさらっているような話がされる事もあります。
これなども上記の話と同じようなデマ情報であり、世間に広まりやすい話ではありますが、間違いです。
そういう話を一生懸命にする人というのは、「世間からの注目を集めたい」、「他人を自分の思い通りにしたい」と思っているような方です。
そのように世間には人々の心を刺激して、自分の話に引き込み、信じさせようとする人も多いですから、注意された方がよいです。
著書『アースチェンジ——近未来の警告書』では、これから訪れる地球の変革について書いています
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