2024年12月10日火曜日

別れに寄せて:小倉智昭さんが伝えた“命”のメッセージ



フリーアナウンサーの小倉智昭さんがガンで亡くなられたとの報がありました。

享年77歳でした。ご冥福をお祈り申し上げます。

彼は1947年に秋田県で生まれ、その後東京都で育ちました。

1970年代に放送業界でキャリアをスタートし、TBSやラジオ番組を経て、1980年代以降はフリーとして活動しています。

特に『とくダネ!』は1999年から2021年まで続き、小倉さんの代名詞的な番組となりました。

彼の特徴的な語り口や、時折辛辣ながらもユーモアを交えたコメントが視聴者から支持されてきました。

小倉智昭さんは生前、自身が膀胱がんを患ったことを公開していました。

経験したことで、多くのことに気づき、人生を見つめ直す機会を得たと語っています。

今朝、生前の小倉さんのインタビュー動画が放送されていましたが、そのなかで、「ガンに罹る事で、自分の死ぬ準備が出来る」という趣旨の発言をしてたのが印象に残りました。

突然死などでは、自分がこの世を去る準備が出来ずに去ってしまうのですが、ガンであれば余命が宣告されますから、その間に心の準備や、この世での準備が出来るという事でしょう。

以前のブログ記事で「癌で死ぬ幸せ」という記事を書いたことがあります。

同記事でも小倉さんが言われていた事と同じ論点でお話ししていました。

おそらく癌に罹られた人が読まれたら、不快に思われる人も出るとは思いますが、そうした視点もあるのです。

また、小倉氏はがんになったことで、自分の健康の大切さを改めて実感したと言います。

日々の忙しさに追われる中で、どれほど自分の体に無頓着だったのかを思い知らされ、生活習慣を見直すきっかけにもなりました。

また、家族や友人、医療スタッフなど、多くの人々の支えがどれほど大切でありがたいものかを強く感じたと話しています。

それまで当たり前だと思っていた周囲の存在に、深い感謝の念を抱くようになったそうです。

さらに、がんという大きな試練を通じて、人生を見つめ直す時間を持つことができたとも述べています。

仕事や日常の忙しさの中で、自分が本当に大切にしたいものや、これからどう生きていきたいのかを深く考える契機となったと語っています。

その過程で、自分の生き方を改めるような価値観の変化があったと言います。

また、病気を公表し、治療の経験を語ることで、がんに対する正しい知識や早期発見の重要性を多くの人に伝える役割を果たせたことにも意義を感じているようです。

同じ病気と闘う人々やその家族に少しでも希望や勇気を与えられたのなら、使命を果たせたと思えるかもしれません。

小倉さんにとってがんに罹った事で、それを通じて得た新たな気づきや感謝の心、そして人生を見つめ直す機会に価値を見出しています。

そのように心を入れ替え、改めて人生を振り返り、魂を磨いていく機会がある事こそ、私たちが転生輪廻する目的でもあります。

もしも地上で永遠に生き続ける人生であれば、自分の人生を振り返る事も、心を改める事、そして命ある事への感謝や、周りの人々への感謝も見失っていたかもしれません。

仮に有限の人生を地上で生きるからこそ、私たちの魂は磨かれていくのだと思います。

その事をあらためて思わせる小倉智昭さんの発言でした。


著書『アースチェンジ——近未来の警告書では、これから訪れる地球の変革について書いています

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