イランが長い沈黙を破って、イスラエルに大規模なミサイル攻撃を行いました
約３００発ものミサイル攻撃が行われたと推定され、イスラエル各地の軍事施設やガス田などが破壊された模様です
今回の攻撃にはイスラエルが誇る鉄壁の守りとされるアイアンドームというミサイルを迎撃するシステムも機能できないような、極超音速ミサイルのファタハも多数使用されたと思われます
同攻撃は、イランの革命防衛隊の准将や、ハマスの幹部、ヒズボラの最高指導者殺害など、イスラエルの攻撃への報復とされています
イスラエルはガザ地区に侵攻以来、先日はレバノンの首都にも攻撃を仕掛け、最高幹部も殺害しています
ハマスやヒズボラは親イラン勢力であり、同国から支援も受けていますので、一種の代理戦争を戦っていた面があります
そこへイスラエルが軍事作戦を展開してきましたので、彼らの盟主であるイランも放置できなかったのです
今までは大きな戦争とならないように、イランは抑制的な態度を取っていましたが、今回は大規模攻撃に出ています
これでイスラエルが報復に出て、さらにイランが反撃に出れば、イランとイスラエルの間で本格的な戦争に繋がります
そうなると、米国はユダヤ資本の影響も強いので、イスラエル側についてイランを攻撃する可能性もあります
かつてのイラク戦争の時のように、地上部隊を派遣する戦争に突入する恐れもあります
今すでに米国はウクライナを支援し、ロシアとの代理戦争を行っている所です
ここにイランとの戦争が行われれば、二面での戦争という事になります
するともう米軍は余裕が失われるので、そこで中国が動けば、手を付けられなくなります
具体的には、中国が台湾進攻を開始したり、日本の離島に上陸するなどの軍事行動に出る恐れがあります
米国はウクライナとイランに力を割いているので、中国にまで手が回らなくなります
すると中国のやりたい放題になってしまうでしょう
もしトランプ氏が再選されれば、ウクライナ支援をやめ、ロシアとの戦争は避けるでしょう
そしてイランに対しても、空爆程度で収めると思われます
ですので、中国が出てきた時に抑える力を温存できますので、日本にとっても安全となるでしょう
もし米民主党のカマラ氏が当選したなら、上記のような未来が待っている可能性があります
イスラエルとイランとの戦争は、多くの日本人にとって対岸の火事と思われるでしょうが、実は日本の安全にとっても重要な局面に位置しています
それにイスラエルとイランが本格的な戦争となれば、ホルムズ海峡が封鎖され、日本に石油が入って来なくなる恐れがあります
さらに石破新総裁はアジア版ＮＡＴＯを作ると言っています
これはロシアに宣戦布告するようなものですから、今までのようにロシアから安い天然ガスや穀物は入って来なくなるでしょう
そうした危険な綱渡りをしている状況です
多くの国民が、そうした危機を知らずに、のん気に暮らしている状況といえます
多くの国民が危機意識に目覚め、政治家を選ぶ際にも細心の注意を払って選んでいただければと思います
著書『アースチェンジ——近未来の警告書』では、これから訪れる地球の変革について書いています
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