東京都知事選が明日行われるという事で、人々の関心も高まっている事と思ます
当ブログでも何度か候補者について書いてきましたが、今日は主要四候補者について、おもに経済面での考えについて気になったところをお伝えしたいと思います
現職の小池百合子氏について気になるのは、人気取りのためのばら撒きを露骨に行っている点です
都知事選挙が行われるのに合わせて、「018サポート」と称して0歳から18歳までの子供に所得制限なしで、一人当たり月額5000円を支給しています
例年は9月から行われているのを、三カ月近く前倒しして今行っているのは、自身の選挙対策に他ならないでしょう
他にも物価高騰対策として住民税の非課税世帯に1万円分の商品券や電子ポイント、現金を支給しています
こちらも選挙に合わせて6月から開始しています
このようにお金を抱ければ受け取った側は恩義を感じますので、小池氏に投票するものが増えるのは当然でしょう
裏で有権者にお金を渡すと捕まりますが、政策としてお金をばら撒くと捕まりません
「随分とあくどい事をするなあ」と思えるのですが、その人を選んでいるのも都民ですので、どっちもどっちという所でしょうか
都の潤沢な予算を使って、人気取りのばら撒きが中心なように感じます
小池百合子のようなパフォーマンスでお金をばら撒く人が、他所の知事であれば財政難で困窮していた所ですが、東京都は莫大な予算が入りますので、好き勝手している状況です
そんなに余っているのなら、地方にも公平に分配した方がいいのではないかとも思えます
小池氏のやり方としては、江戸の話に出てくる、豪商の二代目の若旦那のような感じでしょうか
自分で築き上げて稼いできたものではないので、大盤振る舞いして周りに配り、それで人気を集めたりするのですが、お金が無くなったら人も蜘蛛の子を散らすように去っていきます
先代が築き上げた財産を食いつぶすタイプです
小池氏を見ているとそのような感じがうかがえます
現代でもよくお金持ちの家の子が、友達に奢ってあげて人気を得ようとするパターンです
確かに羽振りの良い時には人は集まってきますが、それはお金目的であって、真の友達は得られないでしょう
小池もそのようにお金で人の人気を得ようと必死な感じを受けます
次に蓮舫氏ですが、この方も経営には向いていないのが感じられます
民主党時代に事業仕分けで人気を得ていますが、庶民の人気を得たとしても、投資と浪費の違いが分からなければ、経営は出来ません
この方の事業仕分けを見ていると、まさに浪費と投資の違いがまったく分かっていなと感じられるのです
企業等でも、赤字になってくると無駄を削減しようとする動きが出てきます
その時に下手な経営をしていると、将来の芽になる投資の部分まで削減し、それでますますジリ貧になって潰れてしまうことがあります
まさに日本国家でも起こっていて、今の日本はどんどんと経済的に失速していって、先日はドイツにGDPで抜かれて世界四位になりました
来年はインドにも抜かれると予想されており、五位に転落すると思われます
今後は次々と他の国に抜かれていって、経済は一流と言われた日本も、経済でも二流に、そして三流へと転落してしまいます
その要因の一つには、バブル崩壊の手痛い経験もありますが、民主党時代の事業仕分けによって、日本の未来の芽を潰してしまった点もあるでしょう
日本全体が委縮する方向に進んで、未来の発展を辞めた面があります
そのため日本は発展から取り残され、徐々に衰退する道に入っています
なので蓮舫氏が都知事になれば、東京都も衰退する道に入っていくでしょう
次に田母神さんについて気になったのは、子供を産むとお金を給付するというものです
子供を一人産めば100万円で、出産数が増えるごとに給付金も増え、5人だと1600万円を給付といっています
その様な事を本気ですれば、お金目当てに出産して、育児放棄や虐待する親が増えてしまうでしょう
出産や育児にかかるお金を補助するのならよいですが、現金を配ると、それを親が自分の遊興費などに使ってしまうのでやめた方がよろしいかと思います
まあ田母神さんは愛国心や国防について訴える人で、他の政策については分からないこともあるでしょうから、やはり国政の方で自分の得意なジャンルで頑張られるのがよい方のように思います
石丸伸二さんですが、少し街頭演説をされている動画を拝見しました
「ばら撒きをして人気を集めているような政治はダメだ」というようなまっとうな事も言っていたので、よい事を言うなと思っていたのですが、その後に給食費の無償化など訴えていて、ガックっときてしまいました
ちなみに米国のジョン・F.ケネディ大統領は「国が諸君に何をしてくれるかを問うな。諸君が国に対して何をできるかを問え」と演説をしています
ばら撒きばかりを求める都民に対して、こんな事を言い放てる政治家はいないだろうかと思いました
それと先日も述べましたが、この方は経済が得意という事で、東京都を発展させると訴えておられますが、同時に「多極分散を進める」とも訴えています
多極分散というのは、ようするに東京に集まった人口を地方にも移していこうというものでしょう
ですが東京が、ひいては日本がこれだけ経済発展してきた一因には、東京都にすべての機能を集約化して、効率を高めてきたからという面があります
取引先にあいさつに行くのも、行政に伺うのも、同じ一帯に集約して集まっているから効率的なのであって、各地に分散していれば効率化は低下します
効率化が低下するというのは、経済のロスが生まれて、経済は悪くなるという事です
経済が専門という割には、大丈夫かな?という政策を掲げられています
石丸さんは変えていく力は強いかもしれませんが、間違った方向に変えていくと、破壊力も強くなってしまうので注意しないといけないかと思います
以上、主要な四方についておもに経済面から感じた事を書かせていただきました
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