2024年4月7日日曜日

米国で皆既日食は聖書の予言に記された出来事を暗示する!?


4月8日(日本時間4月9日)には米国を縦断する形で皆既日食が起こります

米国では一大天体ショーに盛り上がっているようです

軌道に入る州では、住民に食糧の備蓄やガソリンの充填が推奨されており、携帯電話以外の通信手段に加え、クレジットカードが使用不可となった場合に備え現金の確保が勧められているそうです

日食の時に何かが起こることを心配しているのでしょうね

それで今回の皆既日食では、ある噂が広まっています

米国には「ニネベ」という名の町が七つあるそうですが、今回の皆既日食はそのすべての町の上を通過するというのです

ただ同じ名前の町を通るだけかと思うかもしれませんが、ニネベという名前は聖書に登場してきます

それは旧約聖書に登場する古代アッシリアという強国の都市の名前です

キリスト教国ではニネベという名は有名ですが、その理由は滅ぼされる運命だったのが助かったという話があるからです

その話が載っている旧約聖書のヨナ書をかいつまんで紹介いたします

ヨナという人物は、聖書に預言者として登場しますが、人間味があって実は神様の言葉から逃げたという逸話があります

紀元前700年ごろ、ヨナは神様の言葉を受けるようになりました

神様からのメッセージとは「ニネベという大きな町が悪に満ちているから悔い改めるように神様の言葉を伝えなさい」というものでした

それを聞いたヨナはどうしたかというと…なんと一目散に逃げていったのです!

「マジだりい」と言いながらヨナは船に乗り込み、タルシシという場所へ逃れようとします

しかし、運の悪いことにヨナが乗った船は嵐に遭遇してしまいます

「嵐の原因は誰?」っと船に乗っていた者たちに冷たい空気が流れました

そこで天罰の起こった原因の人物を当てるのに、くじ引きをすることになりました

すると当たったのはヨナでした

ヨナも自分が神様の言いつけをそむいたからだとあっさり認め「りょ!自分を海に投げ入れておけい!」と豪語します

ヨナは人々によって海に投げ入れられます

すると嵐の海に投げ出されたヨナは巨大な魚に飲み込まれてしまいました
 
魚に飲み込まれたヨナは神様に熱心に祈り

「神様~、ごめそー」と泣いて謝ります

ヨナは三日三晩魚のお腹の中にいたのですが、彼の切実な祈りを聞かれた神様は、海岸に吐き出されて助かります

助かったヨナは「まじ神~あざす♡」と言ったとか言わないとか
 
その後、悔い改めて神様の言葉に従ってニネベの町に向かったヨナは、ニネベの町の人々に神様の言葉を伝えます

「だり~どうせ誰も聞かないっしょ」と思いながらも言われた事を伝えました

するとニネベの町の人々は素直にヨナの言葉を信じ、王様までも悔い改めるという奇跡が起こりました

そして神様はその様子をご覧になってニネベの町に災いを下すことを思い返されたのです

しかし、ヨナは神様が一度は災いを下すと宣言し、イスラエルの敵でもあるニネベの町を許したことに怒ります

「バリ~神様!滅ぼすつったじゃないっすか!ニネベはウチらの敵国だし、ワンチャンあったんかい!」っとヨナは怒ったわけです

ヨナは、町から出てニネベの様子を見ようと小屋を作って日陰に座っていました

そしたら、ぱねぇ日照り!!

「マジあっちい!」っとヨナが叫んでいると、トウゴマが生えてきて、その陰で涼むことが出来ました

しかし、どこからともなく虫が飛んできて、トウゴマを枯らしてしまいました

「んだよ!!トウゴマ、枯れちゃったじゃないか!ムカつき過ぎて逆に草生えた」とか愚痴ります

すると神様は「お前はたった1本のトウゴマを惜しんだろう。神が12万人以上の人々と無数の動物たちのいるニネベを惜しまないわけないじゃん」と諭します

ヨナは「あーね…」と答えました 

ちょっとおふざけしてしまいましたが、そのように神様は人々の悔い改めを求めてはいますが、その地上での生命も大切に思っているのです

今回はこのお話に登場するニネベの名前を持つ町七つすべてを日食が通過するとこのとです

これは神様からの鉄槌が降りる前に、人々に生き方を悔い改める事を示しているのではないでしょうか

ちょうど今日はスクールで「縄文ブームの真実」について語りましたが、真の神様は罰を与えたいわけではなく、なるべく人々が悔い改めて正しい道に進み、滅びる必要がないことを願っています


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