イランがイスラエルに対してミサイル攻撃を行いました
先日のイラン大使館付近への攻撃への報復とみられます
ついにイランがイスラエル領土に直接攻撃を行いました
イラン革命防衛隊によるとイスラエルの特定の標的に対して無人機(ドローン)とミサイルを発射したと発表しています
両国は互いに敵対関係にありましたが、これまでは第三国を経由しての代理戦争が行われていました
それが今回は直接攻撃に進んでいます
これに対してイスラエルが反撃を行えば、両国の戦争に発展していきます
中東は戦乱が広がっていきます
イスラエルとイランが戦争になるという未来はすでに『アースチェンジ——近未来の警告書』にて予言していた通りです
それが現実となってきています
また日本も対岸の火事ではいられなくなって、エネルギー危機や物流混乱に拍車がかかっていきます
イラン南岸のホルムズ海峡は、日本への石油の9割くらいが通る海洋ルートです
もしもイランとイスラエルが本格的な戦争に突入し、米国なども加勢する様になれば、イランはここを封鎖してくる可能性が高いです
そうすると日本への原油も途絶えますので、エネルギー危機がやってきます
日本は二百日分くらいの石油備蓄は官民合わせてしているようですが、同海峡が封鎖されればパニック状態になるでしょうから、混乱が生じてきます
自動車などもガソリンを使っていますが、値段が高騰したり、給油量を制限されたり、起こってくるおそれがあります
そのように日本も対岸の火事ではいられなくなりますし、もっとも怖いのが第三次世界大戦に進む事です
すでに米国はロシアを追い込んでウクライナ紛争に突入させました
これによって軍産複合体は儲けたでしょうが、ロシアと中国、イランの結びつきを強めさせ、世界を二分する方向に進ませました
そしてイランとイスラエルとの戦争が近づき、これは中国の台湾進攻へも関連してきます
北朝鮮にも勢いづかせることになるでしょう
こうして欧米日イスラエルと、ロシア、中国、イランを中心とした諸国の対立が深まり、やがて第三次世界大戦に突入していくシナリオが高まってきています
ロシアを追い込み、尚且つ敵対するのは非常に悪手でした
むしろロシアを西側に取り組むように動いていたら、歴史は相当良い方向に変わっていたでしょう
実際にロシアはかつてのソ連とは違って、一党独裁国家ではありません
信教の自由もありますし、民主主義国家なのです
西側諸国と価値観を共にできる国でもあるのです
それを米ソ冷戦時代の考えから抜けられず、敵視して対立を深めたことが、世界の危機を呼んでいます
いま世界は急速に悪い方向に進んでいて、このままでは世界大戦にまで発展する恐れも出てきています
ひいては核戦争も起こる恐れがあるのです
日本人には二度と核戦争が起こるなど信じられない事でしょうが、核保有国が自国が負けるとなれば、核使用にまで進むのは十分にありえることなのです
そのように世界をミスリードしている者たちがいて、多くの人もそれに乗っかっています
この事に気づかなければ、世界は悲惨な未来に向かっていくでしょう
正しさに気づくものが多く出てくることを願います
新刊『アースチェンジ——近未来の警告書』では、これから訪れる地球の変革について書いています
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