2024年4月1日月曜日

コレステロールを下げると逆に癌になる?薬への注意


紅麴サプリの問題は、同サプリに含まれるスタチンというコレステロールを下げる成分が、新型コロナワクチンの副作用を高めて、今回の事件を引き起こした可能性について考察しました

今までずっと紅麴サプリは市販されていて、何の問題も起こしていなかったのですが、新型コロナワクチンの接種がはじまると、腎不全などの問題を引き起こしています

これは紅麴サプリが原因というよりも、新型コロナワクチン開発を急いだため、他の成分との同時摂取が問題ないか十分に検討もせずに、国民に接種を進めたのが原因ではないかと思われます

その件については前回に述べさせていただきました

では、そもそもコレステロールを下げる事は良いのか悪いのかという問題もあります

お医者さんのなかには「コレステロールを薬で下げると免疫力が低下して発がん率が上がります」と警告する方もいらっしゃいます

確かにコレステロールとガンリスクを調べた調査では、ガンの発生が高まるというデータもあります

この記事のトップ画面に載せたグラフをみてください

左側が総コレステロールが低く、右に行くほど高くなっています

これは男性のグラフですが、肝臓ガンでは顕著に総コレステロールが低いほど発生しやすいように思われます

女性も肝臓ガンについては同様の傾向が見られ、また胃癌については男性は相関関係があるように見えますが、女性の場合にはないようです

そういう事で、コレステロールをむやみに薬などで下げるのは良くないのではないかとする医者もいるという事ですね

ただ、コレステロールが高いと冠動脈疾患などが起こりやすくなるのも知られています

動脈硬化が進んでしまい、血管が狭くなったり、詰まってしまったりする恐れも出てきます

ですのでコレステロールが高すぎるのも問題ですね

そのため病院などではコレステロールを下げる薬としてスタチン系製剤などが処方されます

その他にも、陰イオン交換樹脂(レジン)製剤とか、小腸コレステロールトランスポーター阻害剤などがあります

中性脂肪も下げる場合には、ニコチン酸誘導体製剤とか、中性脂肪のみを下げる時にはフィブラート系製剤が処方されます

サプリなどでよく使われる成分として魚に含まれる油のEPAや、オメガ3脂肪酸なども、中性脂肪を下げるのに使われます

今回の紅麴サプリの場合は、まだ原因はわかりませんが、気になっているのが同サプリに含まれるスタチンが、新型コロナワクチンを接種した人の副反応を過剰にさせてしまう恐れです

紅麴サプリを取っている人が、新型コロナワクチンを接種すると、腎障害などの健康被害を引き起こすのではないかと懸念しています

ですので、ワクチン接種をされた人は、同サプリだけでなく、他の病院で処方されているスタチン系の薬は慎重に取られた方がいいと思います

そもそも薬でコレステロールを下げるべきかですが、上記で取り上げましたように、まだ因果関係ははっきりしないものの、総コレステロールの低下している人で肝臓ガンが増えている事から、要注意かと思います

またあまり高くても今度は動脈硬化が進んだりしますので、なるべくなら薬に頼らず、食事や運動などに気を付け、自然に下がるようにした方がいいかと思います

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