人は誰しも幸せを求めていますが、その追及のやり方には、大きく分けて四つの型があります
ひとつは出世競争型と言って、理想とする目標の先に幸せはあるのだと考え、一生懸命に競争しているタイプです
しかし、そうした人は得てして、現状の喜びを見いだせず、絶えず焦燥感に動かされ、もっと先へと進まなくては気がすみません
たとえば、「いい学校に入りさえすれば幸せになれる」と思って努力を重ねる人もいます
そして苦労して努力しても、なかには失意の結果に落胆する人もいます
また自分の目標の所に入っても、今度はいい会社に入るための競争があります
幸せが待っていると思っていたのに、そのゴールはいつの間にか先に進んでいるのです
そうしてまた頑張ってその先へとがむしゃらに進んで行きます
ですがここでもまた失望が待っています、たとえいい会社に入れたとしても、次は社内で一番下から出世競争がはじまります
同期などに先を越されないよう、仕事に打ち込み、家庭を顧みずにいる事もあるでしょう
そうしてゴールはさらに先に進み、一番のゴールはその会社で社長になる事かも知れません
ですが、なれるのはごく一部の人間であり、大抵は途中で挫折してしまいます
そして成れたとしても、もうだいぶ年を取ってしまい、失ってしまったものも多くなります
振り返ってみても、取り返しのつかないことが多いのです
またトップに立ったと思っても、別なライバル企業であったり、より大きな会社などの競争があります
そうして死ぬまで先へ先へと競争が行われ、ゴールは延々と彼方へと遠ざかっていき、幸せに到達しないのです
次に快楽型があります
未来の事よりも、今を楽しむ考えです
兎に角、将来の事を考えて努力するよりも、今の喜びを追求します
そうした人は、出世競争型で途中で敗れてなる場合もあります
ギャンブルやお酒、異性に溺れるタイプです
海外では麻薬などに手を出して、おかしくなっていく人もいます
そこまで極端な人は少ないかもしれませんが、「今を楽しみさえすればいい」という快楽追求型の人間も多くいます
そうした人は今しか見ていませんので、長期的な関係が築けずに、人からの信用も失っていきます
異性との関係では、不倫関係を持ったりとか、仕事では一つの職場に長続きせず、次から次に職を転々とします
そうした人は快楽型であり、今の喜びを追い求めるタイプです
上記で見てきたように、出世競争型は将来に幸せが待っていると努力を重ねますし、快楽型は今の喜びを求めます
どちらも幸せを求めていながら、幸福度は低くなってしまいます
一方で、どちらでもなく、世の中に悲観して生きている悲観型も存在します
未来に希望を持たず、かといって現状にも満足できずに、悲嘆して暮らしています
「どうせ望んでも失望が待っているだけだ」と思って何も望まなかったり、自己否定や自暴自棄になる人がいます
そうした人が幸せな状況にならないのは、みなさんも分るでしょう
悲観型は自分を不幸に陥らせるタイプです
ただ、周りから同情を買う事で、それを慰めとします
上記にあげた三つのタイプはいずれも不十分なものです
これはポジティブ心理学のタル・ベン・シャハー氏が述べたタイプ論になります
そして同氏は第四のタイプ、至福型を推奨します
現在の中にも幸せを感じ取りながら、未来に向けても努力していくタイプです
たとえばこういう形が当てはまるのではないかと思います
自分の好きな事を追い求めて、それに対する追及や努力を惜しまないでいます
そうするといつの間にかそれが仕事となり、好きな事で仕事をしていけるようになるような生き方です
私事で恐縮ですが、私は学生の頃から読書が好きで、いろんな哲学や思想書などを読んでいました
そして将来はものを書いて生活出来ればいいなと漠然と思っていました
ですが、一般の方が哲学書などを読みこんでも、普通はあまり役立つことなく、有益なレベルまではいかないことが多いかと思います
私もサラリーマン時代には「そんなものを読んで何になるんだ」っと上司に失笑された事もあります
しかし、そうした過去の積み重ねがあったからこそ、今こうして記事を配信して、それが仕事になっています
まさに好きなことを仕事に出来ているのです
努力することそのものが喜びであり、楽しみを感じながら、それが将来の役に立っていくのが至福型でしょう
そのように今の喜びの中に、将来の成功の種を撒いていく事が、幸せにとって大切です
みなさんもご自身がどのタイプに当てはまるのか、一度考えてみてください
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