人間は様々に不平不満を述べたり、自分がいかに不幸な状況にあるかを思う生き物です
「家が貧しくて、欲しい物も買ってもらえなかった。よその子はいろんなおもちゃをもってうらやましく思った」という人もいるでしょう
しかし、ある国では家族が食べで行くことが出来ずに、子どもを検査だと偽って病院に連れていき、臓器を売ってしまう所もあります
子どもの臓器を、金持ちの移植のためのものとして売って、そのお金で生活しているのです
または兄弟が飢えていて、食料が配給される所にみんなが群がっていると、そこを目がけて銃撃されるようなところもあります
命がけで食料を手に入れなければ生きていけません
またはゴミの山の近くに住み、ゴミの中から売れるものを拾い集めて生活する子どもたちもいます
ゴミの山は有害な物も多く含まれているでしょうから、彼らは病気になりやすいでしょうし、罹ったとしても病院にかかる費用もありません
ただ何も出来ず幼い命が失われていくのです
そうした国に住む子どもたちからすれば、日本の貧しい家庭と言われている所でも、いかに恵まれているか羨(うらや)ましがるでしょう
日本で貧しかったと言っても、住む家もあり、着る服もあり、飢えないだけの食べ物は得られます
それだけでもいかに有難いことか、日本に住んでいるとわかりません
人は身近にいる者たちと比べてしまうため、身近に物をたくさん持っている人がいれば、それを羨ましく思うものです
実際には日本は経済発展したため、多くの国民が貧困から抜け出しているのですが、全体が上がったために、さらに平均のハードルが上がってしまったのです
平均的な豊かさが上がったために、貧しいと感じるハードルも上がっていきました
しかし、日本人が感じる貧しさというのは、他の国からすれば羨ましいことかも知れません
フョードル・ドストエフスキーは「人間が不幸なのは、自分が幸福であることを知らないからだ」という言葉を残しています
ドストエフスキーというのは『罪と罰』『白痴』『悪霊』『カラマーゾフの兄弟』などの歴史に残る名作を残したロシアの文豪です
私たちが不幸と思うのは、実は自分が幸せな状況にあることに気づいていないだけなのかもしれません
それをドストエフスキーは述べているのです
不満や自分が不幸だと感じるような時には、この言葉を思い返してみてください
そして自分の置かれている環境が、実はどれだけ幸せな事なのかを再認識するのです
そうする事で不幸の罠から抜け出していけます
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