玉響3月号には日本の超古代文明と宇宙から飛来した鬼のモデルとなった宇宙人について書いています
それにちなんで鬼と神様との関係についてお話ししてみたいと思います
まずはそれを指し示すよい例として「鬼の九十九塚」の話を紹介します
大分県由布市湯布院町には鬼が作ったとされる九十九塚があります
その伝承は次のようなお話です
はるか昔、塚原では⼈間と⻤とが⼀緒に⽣活していた時代がありました
⼟地は肥沃で、⾃然にも恵まれ、人と鬼は平和に楽しく暮らしていました
しかし、年⽉が経つと次第に⻤が乱暴をはたらくようになり、⼈々が作った作物や、家畜を奪うばかりか、⼈間を捕まえて⾷べるようになってしまいました
⾒かねた神様たちは「どうやって⻤たちを追い出すか」という相談をします。そして、次のような条件を鬼に提示しました
「⼀夜のうちに百の塚を作ることができれば、この⼟地を好きにしてよい。だが、できなかった場合にはこの土地を去ってもらう」というものでした
⻤たちは⾃信満々に神様の提案を受け入れます
⽇没とともに鬼たちは塚を造り始め、あっという間に塚はどんどん完成していきます
神様が由布岳の頂上に登って⾒下ろすと、すでに99の塚が完成し、あと1つで完成という状態でした
⻤たちは、まだ朝には時間があると安⼼し、ゆっくりと最後の仕事をしています
焦った神様は一計を案じ、「コケコッコー!」と鶏の鳴き真似をしました
すると、村で飼われている鶏たちも朝が来たと勘違いしてつられて次々に鳴き始めます
鬼たちは鶏たちが鳴きはじめ大変驚きますが、しかし⻤たちは潔く負けを認めて、村から出て行きました
以後この村では神様と⼈間が仲良く暮らしたという話です
この話から察せられるのは、かつて人と共に鬼と呼ばれる種族が一緒に暮らしていた事
彼らは怪力で建築技術が優れている事
そして後には、神様の計略によって追い出されるというものです
この伝説は古代にあった話を元にした物語だと思います
超古代日本には大型で筋肉質の巨人の宇宙人が飛来してきました
それが文明の発祥となってきたのです(竹内文書に言われる宇宙から日本に飛来したもの)
後には鬼などを呼ばれる存在と言われますが、彼らの実態について詳しくは玉響3月号をご覧ください
全国に散らばる巨石信仰と鬼とが繋がっているのが、彼らの太古の実在をうかがわせます
また鬼は打ち出の小槌を持っているとするのも、優れた文明を持っていた事の表れでしょう
そして後には神様の計略によって追い出された事が物語から読み取れます
さらにその事は節分の話にも反映されています
先日は節分がありましたが、その日には「鬼は外!福は内!」と言いながら豆を投げる行事が行われます
つまり鬼を追い出し、お多福の仮面をした福を招き入れるという行事です
これは先の話のように、古代の鬼たちを封印して、新たな神による信仰に替わっていったことを意味するでしょう
鬼は怖い面を持っていて、人々を善悪を分けて、裁く側面もあります
それが閻魔大王とその家来の鬼の話として伝わります
一方で新しい神様というのは、人に福を授けるというご利益で人を惹き付けている面があります
日本の神道でも、たいていは何かご利益を求めて参拝などをしていますので、そうした信仰に替わっていったことがわかります
鬼というのは、超古代の巨人宇宙人を示しており、お多福に示される福というのは後の日本の神様を示しているのでしょう
(注・鬼には悪を懲らしめる良い者も、鬼滅の刃に描かれるような悪い者も存在します)
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ほぼ毎日、記事を配信し、満月には、仲間たちと一斉ワークを行っています。
入会された方の感想はこちらにありますので、参考にご覧ください。
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