2024年2月21日水曜日

祟る存在、闇から離れ光へと進む事



先日は「クレイジージャーニー」という番組を見ていましたら、インドネシアの恐怖伝説が紹介されていました

以前は松本人志さんと小池栄子さん、バナナマンの設楽さんでされていたのですが、その回からは松本さんが出られていませんでした

少し寂しい気もしましたが、番組自体は存続されていくようです

その回ではオカルト研究家の吉田悠軌さんという方が出られていました

インドネシアで南海の女王とされる方の伝承を番組で取り上げていました

同通するとよくないので、名前はここではあげませんが、どうも緑の服を着ていると、海に引き込んでしまう、つまり溺死させてしまうという言い伝えがあって恐れられている方です

もともとは古代の王の娘さんで、海に身を投げて投身自殺をされた方のようです

その方の呪いを恐れて、今でもインドネシアでは信仰の対象になっているとの事でした

実際に番組では、今でのその女王に捧げ物を海に投げ入れる儀式を撮影していました

生きたままのニワトリや神輿のようなものを一緒に海に沈める様子が映っていました

そしでインドネシアの初代大統領であるスカルノ大統領も、この女王を信仰していたとされます

あるホテルのコテージで、女王を祀る部屋があるのですが、そこに掲げられている絵が、若い頃のデビ夫人にそっくりだという話も番組でしていました

そこの管理をしている霊能者の方は、きっと女王がデビ夫人と結婚しなさいと大統領と導いたのだろうという話もしています

このように世界には祟りなどを恐れて祀られている神様も多くいます

慈悲深い存在というよりも、祟りや罰を当てるのを恐れて、人々から信仰されている存在です

おそらくこの南海の女王という方も、もとは自殺されて未浄化霊となって、近くの方に憑依して連れて行ったりすることがあったのかも知れません

日本でも自殺の名所というのがあって、よく自殺者が出る所がありますが、そうした所には自殺者の霊が地縛霊となっていて、近くを通った波長の合う人に憑依して、同じように自殺させてしまう事があるのです

この方ももとはそうした方だったのではないかと思われます

それで祟りを恐れた住民によって信仰されるようになり、今のような事になっていったのではないかと思います

これは日本でも似たよなことがあって、祟りを恐れられて神として崇められるという事があります

有名な所だと平将門があるでしょう

平将門の首塚というものが旧大蔵省の敷地内にあったそうですが、祟りを恐れて取り壊せなかったそうです

関東大震災のあった後に、首塚のあたりを潰して大蔵省の仮庁舎を建てようとした際、工事関係者や職員に不審死や事故が続出したため、平将門の祟りではないかと言われて工事が取りやめになりました

また戦後もGHQが取り壊そうと計画しましたが、この時も不審な事故などが多発して、取りやめています

このように祟りをなす存在として崇められることがあります

日本人にもそのように、験があれば何でも祀ってしまう傾向があります

ですが、やはりその対象が闇側に引かれているのなら、あまり信仰するのはよろしくないでしょう

信じているとご利益があるが、祀らなくなると祟りをなすというのは、やはり光側ではないでしょう

何でも拝めばいいというものではなく、やはり光か闇かの見極めも大切な事だと思います

闇側に関わっていると、そこから抜け出せなくなって、影響を強く受けるようになってきます

闇ではなく光と繋がるように心がけましょう


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