本日、自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる問題で、東京地検特捜部が、安倍派と二階派の事務所に強制捜査に入りました
政治資金を集めるためにパーティー券を売っていて、各議員にノルマのようなものがあるのですが、その目標を越えた額が議員側にキックバックされていたとの事です
これはちゃんと戻ってきたお金として記載していればよかったと思いますが、なかには二重帳簿をつけて裏金にしていたところもあるようです
二重帳簿というのは、現金売り上げの所が脱税目的でやるものです
売上のうちから、何割かお金を抜き取って、売り上げが少なかったように見せ、脱税をするお店などがあります
その際に、実際の売り上げと、税務調査とか確定申告で出す際の売り上げを少なくした帳簿の二つが存在する事になります
その様な形で、脱税するお店などは二重帳簿をつけているところがあるようです
今回のような政治資金で集めたお金は、通常は税金はかかりません
ただし、政治家個人がお金を受け取った場合には、雑所得として課税されるはずです
政治団体にバックがあったという事であれば、収支報告書への不記載の罪の問われる可能性がありますし、また政治家個人に渡したとかその選挙活動の資金に使ったのなら、「公職選挙法」に違反する恐れがあります
また先日も述べましたように、この裏金を何に使ったのかまで捜査が伸びるのかどうかも注目です
地検がどこまで踏み込むかはわかりませんが、自民党の議員は戦々恐々としているはずです
そして今回の件に関して、亡くなられた細田氏の名前が出ていますが、おそらくは安倍派のなかで、死人に口なしで細田氏に責任を負わせようとする口裏合わせが行われている感じがします
今回、安倍派や二階派に捜査の手が伸びています
この理由について感じる所を述べるならば、自民党の主流派が、いままで権力を持ってその他の勢力に圧を加えて潰していったカルマがあると思います
自民党内の非主流派についてもそうですし、外部の保守勢力についても潰していっています
今までもいろんな保守政党が自民以外にも出来てはつぶれていった歴史があります
これらの背後には、意図的に潰すように力を加えてきた真実があるでしょう
自民党にとっては、左派政党は実は潰したい相手ではなくて、むしろ自分たちを引き立てる勢力でもあると認識しています
彼らがいるから、むしろ自民党への支持が高まる面があるのです
しかし、真の保守政党を目指して作られると、自分たちの票が取られて、票が割れてしまうので嫌うのです
そのため新しい保守政党が出来そうになると、それを背後から力を加えて潰していった過去があるはずです
そうした過去のカルマの反動から、今回の件も噴出してきているのではないかと感じられます
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