メディアは今頃になってジャニーズ叩きをし、それをあたかも被害者のためにしているように装いながら、ただ落ち目になった者を叩いて喜んでいるだけになっています
今頃ジャニーズを叩いている者たちは、はたしてその前からこの問題を公の場で糾弾していたでしょうか?
東山紀之さんや井ノ原快彦がどうだとか、いろいろ文句を言っている人たち、あなた方は今回の騒ぎになる前から、公の場でちゃんとジャニー喜多川の性加害について訴えていましたか?
これまで黙っていたのに、周りが騒ぎだしてから自分も叩き始めるというのは、卑怯なやり方です
少なくともジャニー喜多川の生前から裁判で性被害が認められていたのですから、その事について言及していなくてはなりません
何も言っていなかった者に今頃ジャニーズ事務所を叩く資格はないでしょう
以前からこちらのブログを読まれてきた方ならご存知のように、ジャニー喜多川氏の生前から性加害の問題は指摘していました
亡くなられた時の報道でも、日本のメディアはそうした件に一向に触れない事に疑問を呈してきました
はたして会見の場で事務所に厳しく詰め寄るメディア関係者は、以前から公の場で訴えていたのでしょうか?
ほとんどの者たちは黙っていたはずです
メディアの黙認はジャニー喜多川の行為を増長させてきた共犯のような責任があります
自分たちの責任を棚に上げて、ここぞとばかりにジャニーズ事務所叩きをしている卑怯なやり方はおかしいと思わなくてはなりません
本来であれば、ジャニーズ事務所とともに、各種マスコミも謝罪会見をすべきです
自分たちが蛮行を知っていて黙っていたことを認め、いままでずっと忖度して国民に真実を隠蔽してきた事を謝罪すべきです
そして今後このような事が二度と起こらないように、徹底した再発防止策を出すべきでしょう
それともう一つ、サントリーの新浪社長についても以前に記事に書きましたように、今頃ジャニーズの批判を声高に言いながら、もっと深刻な中国の人権弾圧にはだんまりな愚かな者たちもいます
本当は以前からこの問題に批判しているならわかりますが、周りが騒ぎだしてから急にジャニーズを批判しだし、しかも加害責任のない所属タレントを起用しないよう害を与えています
法治国家では罪を犯した人間が罰を受けるべきであって、むしろ被害者の可能性もある所属タレントまで害を与えるなどは愚かな行為です
しかもサントリーの新浪氏は中国に対しては媚びるような態度を見せています
もし人権問題に厳しく取り組む企業だというのなら、ナチスのようにウイグル人を強制収容所に送り、チベット人を弾圧する中国政府に対して厳しく意見すべきでしょう
こうした問題には目を瞑りながら、世間でジャニーズ叩きが起こったら便乗して、関係ない所属タレントに害を与えようとする姿はまさに愚か者の姿と言えます
今回の醜悪なジャニー喜多川の問題の露呈は、同時にメディアや企業などに深く潜む闇をも見せつけていると思います
新刊『アースチェンジ——近未来の警告書』では、これから訪れる地球の変革について書いています
4 件のコメント:
強い者には媚び、弱くなると叩くのは恥ずかしい行為で、日本人らしくありません。
きっと己れにも返ってくる事でしょう。
本当に政治も日本も芸能界も改善していって欲しいですね、いつもありがとうございます🙏
集団で、ワーワー言うのは昔から日本人の悪い癖ですね。要は自分軸がないのです。日本は諸外国に比べればとても良い国ではありますが、諸外国に比べ、自己肯定感が低いと言うのは、かなり問題だと思います。自分の考え方、捉え方に自信がないので流されやすいのです。
一連のマスコミ、企業の行動は、被害者に寄り添ったものというよりも、排除、保身といった言葉がどうしても連想されてしまいます。
まさに愛のない行いだと思いました。正義を論じるのはいつも難しいものだなと思案することもありましたが、こう考えると分かりやすいんですやね。