人は誰しも幸福を求めています
しかしその追い求めているものによっては、一時的ですぐに消えてしまう幸福もあれば、人生を長く幸せにしてくれる幸福もあります
嬉しい事や楽しい事、気持ち良い気分を求めるのは、それも一種の幸福かと思いますが、すぐに失われていき、逆に不幸に転化していきます
たとえば欲しい物を買ったりだとか、旅行をしたり、お酒やギャンブルやゲームに時間を費やすなどです
これらは一時的に気持ちを高揚させ楽しくしてくれますが、すぐに消える幸福であり、かえって不幸に変わってしまいやすいものです
では人生で長く続く幸福とは何でしょうか?
それは自分の人生に意義や価値を見出し、やりがいのある生き方をすることです
そうした生き方は、人生の長いスパンにおいて、深い喜びと満足感、充足感を与えてくれます
では意義深い生き方、やりがいを持つ生き方とはどのような人生でしょう
そこには仕事やボランティア活動など働きが大きくかかわっています
芸術家のように、一人で満足のいく作品を仕上げる事もあるでしょうが、多くの人の場合、自身の働きが他人のためになり、感謝されるような働きです
そうした生き方の中に、自分の使命を感じ、やりがいを感じて生きてい事とが、息の長い幸福につながっていきます
そのためには、楽ばかりを求めては出来ません
時には勉強や技術を獲得するために、頑張って努力を積まなくてはならず、楽しい事も抑えなければならない時もあるでしょう
苦労をする経験もしますが、それが後に役立つこともあるのです
長く続く幸福を得ていくには、目先の楽を抑えてでも、辛抱して将来のために努力する事も必要になります
ただし、多くの日本人は努力して良い大学や良い資格を取る事には熱心になりますが、それはあくまで道具を手にしたにすぎません
大切なのはその道具を使って、どれだけ人の役に立つことが出来るようになるかです
より多くの人の幸せを願う生き方をしてこそ、人生の幸福度も高まります
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