私たちは地上で物に囲まれて生活しています
霊的な本質からすれば、物は仮の存在でしかありませんが、物そものもではなく、物に宿る念は人に影響を与えます
作られた物にはそれぞれ作者の思いというものが宿るものです
あるいはその物をプレゼントした人の思いなどが宿ります
物は器のように、人の思いを乗せるのです
ですので邪な思いを持って作られた物や、プレゼントされた物などには、持ち主を何となく調子を落とすようになります
たとえば本当は謳われている成分は少ししか入れず、儲けを得るために詐欺まがいの製品があります
あるいは素材を悪いものを使っていたり、見えない所は手を抜くなど、ただ儲かればいいと考えて作られているものも多いでしょう
消費者も値段ばかり見ていますので、そうした物を選んでしまいます
一方で、消費者の事を考えて、丁寧な仕事をして仕上げるとか、ちゃんと真面目に物を作っている所もあります
見た目にはあまり差はないかもしれませんが、作り手の思いの違いというものがやはりあります
とりあえず儲ければいいと思って作っている物と、丁寧に使う人の事を考えて作っている物とでは、持っている事で影響が違ってきます
ですのでなるべく粗悪品は身近に置かず、良い仕事を心掛けている物を置いた方がいいのです
ただすべてを良い物で揃えようとすればお金もかかってしまいます
そこでよく使う物であったり、重要なものは特に気を付けて、ちゃんとした仕事をしている物を選ぶと良いです
たとえば男性であれば、革靴とか、財布、スーツやネクタイなど、そうした物はちゃんとしたものを身につけた方がいいと思います
仕事をできる人の見極めとして、よく靴を見るというものがありますね
ボロボロの靴を履いている人はあまり出世しないとか、良い靴を丁寧に履きこなしている人は出世すると言われます
女性の方がお相手を見る時に、靴などに注目すれば、将来その人は出世するかどうかわかるでしょう
また女性の方であれば、働いている方は同じような所に注意されるといいかと思いますが、専業主婦の方の場合には、お家で使う物に気を使うといいでしょう
包丁やフライパンなどの調理器具や、食器などをきちんとした仕事をしている物を選ぶとかですね
もちろん住む場所も重要ですので、職人さんがしっかりされている方にお家の建築を任せるとか、家具などを良い仕事をしている物を選んで買いそろえるなどがあります
ただ良い物はそれなりの高価になるでしょうから、自身の仕事で使う物に関して、なるべく良い仕事をしている物を選んで持っておくといいかと思います
最近は某中古車屋が色々と取り沙汰されていますが、やはりそのような金儲け主義で、仕事を雑にしているところなどから買うと、あまり良い影響はないでしょう
安いからと言って飛びつくと、あとあとよくない結果になります
なるべくきちんと仕事をし、誠意のあることろを選んだ方がいいです
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1 件のコメント:
以前美術学校の講師を勤めていました。
国外問わず価値ある芸術作品を色々見てきましたが、放つエネルギーはまがい物とガッツリ異なります。
(ちなみに繊細な感覚が鍛えられるので、ただの鉛筆の一本線だけで、その生徒の持っている画力を判断できました)
持ち物の質は物理的な見た目だけではない、というのはわかります。
ただし使い手が強い気をもっていれば、物の波動をよいものに変えることもあるような気もします。