キリスト教における旧約聖書、ユダヤ教のヘブライ聖書に登場する神様について考えてみます
その神様が人類に怒って罰するシーンが幾つも描かれています
まず、人類の誕生期に、始祖であるアダムとイブは楽園エデンに住んでいました
しかし、神様から食べてはならないとされた、知恵の実を蛇にそそのかされて食べてしまいます
知恵の実を食べると、アダムとイブは自分たちが裸でいるのが恥ずかしくなって、葉っぱで姿を隠すようになりました
その姿を見た神様は、彼らが禁断の果実を食べたことを知り、楽園から追放してしまいます
以降、男性には労働のための苦しみがあり、女性は出産の苦しみを味わうようになったとされます
そこにはなぜか、人類が知恵深くなったことを怒る神様の姿があります
楽園エデンから追放された人類は、地上に増えていきました
すると人類が堕落していったため、神様は人類を滅ぼそうと決意されます
しかし、善良なノアとその家族だけは助けようと決めます
神はノアに告げて、やがて大洪水が起こるから、箱舟を作って、生き物のつがいを載せるように言います
やがて実際に洪水が起こり、ノアとその家族だけは助かったというものです
さらに時代を下っていくと、ノアの子孫は地上に満ちていき、今度はバベルの塔のお話があります
人類が地上にたくさん増えて、各地に住む人々は共通の言葉をしゃべっていたと言われます
そしてバベルの塔という巨大な塔を建造します
天にも届くような巨大な建物を作るようになり、それを見た神様が怒り、人々の言語をバラバラにさせ、互いに通じなくさせます
意志が通じなくなったため、人々は建設を中止し、各地に散っていったとされます
これらの神様のお話は何を意味するでしょうか?
まず、楽園エデンで知恵を持ったことに神が怒ったとされます
この話は聖書では歪曲されていますが、原型はシュメール神話にあります
シュメール神話によれば、地球に降り立った異星人である神=アヌンナキらが、自分たちの労働力となる人類を創造します
アヌンナキの王であるアヌの息子にエンリルとエンキとがいました
エンリルが人類を管理し、エンキは人類の庇護者として登場します
真実を述べれば、エンリルは人類を、人間が牛や馬を飼うように、労働力の動物として見ていました
一方でエンキは人類に対しても隣人愛をもって接しており、保護者として存在しています
人類に対して、エンリルはあまり知恵を付けないように、霊的に目覚めないようにコントロールしやすくするように指示していました
ですがエンキは人類への愛から、知恵が発達し、霊的にも向上するように作っていったのです
それを知ってエンリルは怒り、自分が管理していた園から、人類を追い出していきます
この物語が、旧約聖書の禁断の果実の話となって、エンリル側の考えで伝えられています
そして次に大洪水が起こされた際にも、エンリルは人類全体を滅ぼすことを提案します
しかし、エンキはそれを知って、密かに善良でメッセージを信じるノアのモデルとなった人物に、やがて洪水が来ることを伝えます
そのため彼らノアの一族は、無事に洪水を逃れて生き延びたのです
聖書では洪水を起こす神と、ノアを助ける神が同じ存在であるように描かれていますが、実際には別な存在だったのです
さらにバベルの塔の話があります
これは何を意味するかというと、人類が共通の言語を話し、共に共同作業で大きな建物を作っていたというのは、人類が互いに協力して平和に暮らしていたという意味なのです
人類は同じ言葉を話すようになり、互いに意思疎通し合い、一つの目標に向かって歩んできました
しかし、人類がまとまると、自分の支配がし辛くなると思ったエンリルは、人類を互いに反目させるように仕掛けます
それがエンリルの作戦なのです
彼は人類の背後にいて、人々が互いに手を結び、平和に暮らさないようにし、競い合い、争い合う事を指示しています
これは今も続いていて、それゆえに地球には戦争も絶えないのです
人類全体が手を取り合うと、共通の敵として自分たちに向かわせないように、互いに反目させ合って、競わせるのです
それが彼らのやり方です
白人が世界各地に植民地を作った時にも、同様なやり方をしています
現地の人々は数が多いですから、みんながまとまって白人たちに対抗していくと、支配するのは難しくなります
そのため現地で敵対し合っている者たちを焚きつけて、互いに反目し合いように仕向けるのです
すると現地の者同士で争い合うため、支配する白人に反抗する力を削げます
この白人たちと同じように、エンリルは人類全体も競わせ合うようにし、けして平和で手をつなぎ合わないようにさせています
その事の象徴がバベルの塔の話として語られているのです
このエンリルが、聖書では神として語られているものの正体でもあるのです
そのため人類史では争いが絶えず、人々が霊性向上に向かわない要因となっています
エンリルは人々を争いの中に置き、霊性ではなく、物質に眼が行くように仕向けているのです
そうした真実を知っていただけたらと思います
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至高の神:創造
返信削除究極の悪:破壊
エンキ:人類の成長発展
エンリル:人類の支配
という事のように思われますが、エンリルは究極の悪に仕える大悪魔なのでしょうか?
両者の関係をお教え頂けますと幸いです。
「現地で敵対し合っている者たちを焚きつけて、互いに反目し合いように仕向けるのです。すると現地の者同士で争い合うため、支配する白人に反抗する力を削げます」は、反日国の韓国・北朝鮮・中国が、なぜ反日戦略を続けているのかの理由も明らかになりますね。
返信削除日本が再び力を持たないように、近隣諸国と反目しあうように、陰で画策しているのは米英であり、日本でいまだに在日米軍が駐留する最大目的も、「日本を守るためではない」ことも、本記事の内容から、うかがい知ることができます(だからといって、中共と手を結べと言っているのではありません)。
ちなみに、聖書で有名な文言の「悔い改めよ!」の一文は、英語の「repent」を翻訳したものですが、この言葉はギリシャ語聖書言語の『μετάνοια(metanoia)』が語源です。
ギリシャ語聖書で述べられているのは、メタノイア、つまり「心の向きを神に向けなさい」という意味であり、英語と日本語の聖書で述べているような『自責の念や後悔の念を持てという意味は、本来は全く含んでいない』のです。
これはエンリル側の霊的な画策であり、人間という存在は悪であるという『性悪説』をもたらすために、贖罪思想を盛り込んでいると考えられます。
原罪(知恵の実を食べた人間)・贖罪思想(自虐史観など=日本が戦争で悪いことをしたなど罪悪感を永遠に持たせ続ける)・地域戦略(互いに反目させ合わせる)などを見てゆくと、エンリル側の思想の核、思想の根底にあるのは【意図的に分断と対立を作り出して煽り、調和できないようにすることで、霊性向上に向かわせない】と言えましょう。
昭和40年初め?確かTVの子供番組でバビル(バベル?)2世というのがありました。バビル(バベル?)の塔がでてきて、少年がその塔に住んでいる。3つのしもべを使って平和を守る:怪鳥(名前はわすれた)は空、ポセイドンは海、ロデムは地を駆ける、こんな内容で毎週違う事件が起こりこのしもべたちを使って平和を守っている、主題歌には”COMPUTERに守られた、バビルの塔に住んでいる、超能力少年バビル2世”とあります。この番組はきっと人類の歴史と関係ありますね。私はこの番組が好きで自分もこのようなしもべが欲しいと子供ながらに思っていたのではっきり記憶が残っています。お時間があったらこの番組について調べて頂きたいと思います。この番組を作った人は宇宙とつなっがていたのでしょうか?
返信削除どう無知にさせて家畜にさせるかが分かりますね、学業は産業だから止めれないようになり難しくなったように思われました
返信削除知る限りテレビを見ると馬鹿になると言われ始めたのが40年くらい前ですが、それが何処から得た情報か知りませんが、一部で広まりました
それをする手法はメディアでしょうね 繰り返し見させることで、洗脳するという手法をとっています
日本は実験国ではないかと思うくらいには、されてます
北朝鮮とか中国とか韓国とかはそういう事されてると見させられて、自分たちはされてないと思ってます
テレビ離れが若者に多いと言われますが、単純に見てて興味がわかないようになってるので、希望かな?とは思ってます