Twitterを検索していましたら、Spotifyのポットキャストで拙著の『アースチェンジ』が紹介されている方がいました
ポットキャストというのは、ネットのラジオ番組のようなもので、こちらはミュージカルのオンラインプラットフォームを提供されている方が配信されているようです
こちらでは特に、拙著で提言しています、「平等社会を目指していくと、抑圧された、監視社会に向かっていく」という話を紹介されています
共産主義国家などを見ると分かりやすいですが、みんなを平等な社会にしようとすると、強力な監視社会、管理社会となっていき、人々の自由が失われて行ってしまいます
みんなが同じ服をきて、同じような労働をして、同じ賃金で、同じ生活を送るというのは、そのように人々を強制させる政治の力が必ず必要となります
つまり強力な権力で人々を押し付ける、重たい国家が出来上がるのです
そして世界は、そちらの方向に進みつつあるという事を、『アースチェンジ』でも訴えているのです
そうしたデストピア未来に向かわないように、気を付けていかなくてはなりません
ポットキャストの方は、おそらく政治や社会問題に関して、日ごろから真摯に考えられていたのだと思います
それで私の拙著のこの部分に反応されたのかと思います
人類全体の問題として、こうした不幸な社会に向かいつつあるという危機があります
コロナのパンデミックが起こってから、政府が国民の行動にいちいち口出しをして、やれ「密になるな」「移動するな」「マスクしろ」「ワクチン接種しろ」と国民を監視し、規制する方向に急速に進んで行きました
今はだいぶ緩和されたとはいえ、いつまた同じように、国民の行動を制限してくるかわかりません
それはパンデミックの名を借りた、監視社会への布石の可能性があるのです
今でも日本ではマイナンバーカードが推進されています
これらは監視社会に進んでいるのです
やがては国民の口座情報などと紐付けられ、政府が国民を監視するツールになるでしょう
先日もデジタル通貨の導入で、政府が国民の預貯金を管理するようになるという話をしました
ほうっておくと、そうしたデストピア社会の方に向ってしまうのです
ちなみにコロナといえば、パンデミックが発生して行動制限がやかましく言われたころに、ある質問を受けました
その方は演奏家だったと思いますが、コロナで会場に人を集めて音楽会を開くことも出来なくなり、多くの方が収入源を絶たれて困っているという話でした
それでどうしたらよいかという質問です
私はコロナ騒動はすぐには終わらない為、ネットを利用した活路を考えた方がいいという事を述べました
今はサブスクリプションとか、投げ銭システムなどあって、ネットで個人が収益化する道が開けています
そうした方向に活路を見出した方がよいというアドバイスをしました
今回、ポットキャストで取り上げていただいた方は、株式会社Protopiaという会社を立ち上げた水島由季菜さんという方と、アシスタントのわかなまさんでされているそうです
その株式会社Protopiaでされているのが、オリジナルミュージカルを制作・興行されたり、コロナ禍を乗り越えてミュージカルを発信していけるようなネットでのプラットフォームを作られているところだそうです
たいへん面白い事をされていて、世の中に貢献する事を考えられているのだなと感心しました
こうした世の中に光を灯す人が増えてくれば、悪い未来も次第に変わっていくものと思います
新刊『アースチェンジ——近未来の警告書』では、これから訪れる地球の変革について書いています
2 件のコメント:
紹介してくださった方の他にも、インターネットのおかげで色々な活動をされてる方を目にします。
同じような視点をもって活動されている方が結構いらっしゃるんですよね。
新しい世界への予行演習のようにみえることもあります。
世間はどんどん暗くなるように思えても、あちこちで光は灯り始めていると思います。
政府のすすめることでおかしなことの多くは、年月が経つと必ず「ほころび」が出てくる。
だから号令には即従わないで、静観して様子を見る、ということがとても重要。
あおられるように、今やらなかったら損をするかも、と決して焦って飛びついたりしない。
振り込め詐欺のような怪しさが、相手側の普段の動向の中に色々とあるのだから。
言葉だけ取りつくろうのは誰にでもできる。
ましてや、悪巧みが根底にあるのであればなおさら騙し文句の工夫をしてくるはず。
あの手この手でやってくるに違いない。
だって相手はこちらを騙したいのだから。
従う相手が真のものかどうか看破するには、自らの見識を深めるしかない。
色々な情報を手に入れて、全体を、表も裏も含めて見通す目を養わなくてはいけない。
視野が乏しいと、例えば異性関係でいえば相手の都合のいいようにもてあそばれたり、結婚後に相手が実はDV者だったとわかって苦しめられたり、自分の甘さで気づいたら不本意な支配下におかれてしまう。
でもそういったことならまだ、逃げ道はあるだろう。
その相手が、国家権力であれば。
逃げ道は塞がれる相当恐ろしい相手といっていい。
まさに一生の牢獄に向かわされている動きの渦中にある、といっても過言ではない。
だからこそ、理不尽に屈しないでいられる状態を、ギリギリまで保つ「覚悟」が必要となる。
その姿勢が問答無用の権力への目くらましとなる。
そうやって時間稼ぎしているうち、何か方向転換があるかもしれない。
陰に抗うという態度でいる。
この勢力の因果が