愛する者を失った悲しみ、手に入れたものを失う悲しみ、生きているうちに人は様々な悲しみを体験します
両親を失い、夫婦の片方が先に旅立ち、あるいは愛する子と死別する悲しみを体験する人もいます
さらにやっと手に入れたと思った地位や名誉を失い、健康を失う悲しみもあるでしょう
そうした悲しみを経験した者の中には、それによって弱っていく人もいれば、逆に強くたくましく成長を遂げる者もいます
その違いは何でしょうか
ひとつには、悲しみを抑圧し、見えないようにし、感じないように努めた者は、かえって悲しみを引きずってしまうことがあります
自分の感情から逃れる事で、ずっと後を追いかけてきてしまうのです
そうした表面意識から切り離された感情が、さまざまなトラブルを生み出す事があります
そうならないためには、自らの感情を味わってみる事が大切です
怖がって避けるのではなく、自分の感情をそのままに感じ取ってみましょう
自分の意識を今ここに集中して、感じるままに、感情を味わいます
泣きたいときには素直に泣くといいのです
涙は心を浄化していきます
そして自分の中に溜まっている感情を表に出していきましょう
この時に気を付けるのは、自分でその感情を味わうのであって、他人を巻き込んでよいという事ではありません
他人に八つ当たりするのではなく、自分が自分としっかり向き合ってみるのです
紙に書いてみるのもよいです
日記のように、素直に自分の思いを書き綴ってみましょう
そうすることで感情を表に出していきます
表に出していく事で、気持ちは徐々に癒されていくでしょう
新刊『アースチェンジ——近未来の警告書』では、これから訪れる地球の変革について書いています
2 件のコメント:
私は今まで負の感情を感じると直ぐ蓋をしてやり過ごしてきました。そうしていくうちに瞬時に自動で蓋が閉まるようになって、何も感じなくなってしまったんです。それが大人になることなんだと思っていました。感情的になる自分の周りにいる子供のような大人にはなりたくない、そう思ってそれを認めて大切に扱うということです。
大切にする事は愛するということ。
悲しみを癒すものは愛なんですね。
自分の感情を見ないということは、自分という一番近くにいる人の心をないがしろにしているということだったんですね。なんてことをしていたんでしょう!
だから、ずっと寂しかったんですね。
だから、もうやめます。
今まで無視してきてごめんね。
すごく辛かったよね。
ずっと寂しい思いをさせてしまって、本当にごめんなさい。
でも、これからはずっと一緒だよ。
何があっても、ずっとあなたの味方でいるからね。
ありがとう。
大好きだよ。
本当は、ずっと大好きだったよ。
私もだよ。
私も、ずっと大好きだったよ。
これからも、ずっと大好きだよ。
これからも、ずっと一緒にいるよ。
ありがとう。
ありがとう。