2023年3月4日土曜日

肉体が滅んでもエネルギーは続く|肉体を超えた愛と慈悲の力とは?



この世の物というのは、すべて移ろいゆくもので、やがては失われていきます

どんなに頑丈なものであっても、どんなに柔軟なものであっても、すべてはやがて失われ、姿を消していきます

肉体もいずれは失われ、私たちは例外なく、この世からいつか消え去ってしまうでしょう

しかし、私たちの背後で働き、私たちの本質であるエネルギーは、永遠に失われることはありません

エネルギーとは仕事をなす能力の事です

私たちが日々に活動しているのも、その背後にはエネルギーがあります

そのエネルギーにも二種類あって、活動エネルギーと精神エネルギーとに分けれます

活動エネルギーというのは、肉体などを維持するためには、食事を取ってカロリーを得る事で、私たちの肉体を動かす元となっているものです

そして精神エネルギーというのは、魂とも呼ばれる者の実態で、私たちの本質でもあります

この精神エネルギーというのは、物質存在の背後にあり、そして肉体が滅んでも存続します

精神エネルギーは永遠にあり続けます

たとえば仏陀と言う存在は、法そのもののエネルギー体です

法がある所に仏陀があり、教えのある所に仏陀が臨在しています

法とは私たちを教え導く慈悲の事であり、私たちが人に対して慈悲の思いを持つときに、そこに仏陀はいます

また、イエスと言う存在は、愛のエネルギー体であり、二千年前に亡くなったイエスがそれで消えたわけではありません

私たちが互いに愛し合う時には、そこにイエスが復活し、臨在しているのです

たとえ肉体はなくとも、私たちが愛し合い、慈悲をたれている時には、そこにイエスがあり仏陀がいるのです

そのように私たちも個性を持ったエネルギー体であって、肉体は失われようとも、エネルギーの活動として存続するのです

関連記事

1 件のコメント:

  1. いつも記事を拝見するのを楽しみにしております。今回は特に素晴らしい内容で、感謝の気持ちしかありません。

    返信削除

今後のコメントは X(旧Twitter)にてお待ちしております。