先日は防衛費を増額するために、たばこ税や法人税、復興特別所得税などの増税によって、予算を年間1兆円捻出しようとしています
たった1兆円を捻出するために、大きな議論となっています
ですが、コロナ禍で政府がばら撒いた予算の総額は300兆円と言われています
防衛費増のための年間の予算確保1兆円の実に三百倍です
これを一気にこのコロナ禍で使ったのです
いま議論している年間1兆円をどう捻出するかというものですが、その三百年分をすでにパッと使ってしまっているのです
この三百兆を仮に三十年で返却すると仮定すると、年間10兆円の予算が必要になります
いま議論している防衛費の1兆円の十倍です
それだけでなく、今後高齢化が進み、さらに少子化が深刻になっていくのは間違い魔りませんので、高齢者の方の年金分や医療費はますます増加していきます
国の予算のうち、社会保険にかかる費用はだいたい年70兆円もかかっています
これは一般歳出の6割以上を占めるのです
それがこれからさらに急増していき、それを負担する若者の数が減っていけばどうなるか、想像してみてください
これから皆さんを待ち受けるのは、大増税ということになります
そうしたちゅうこくをすると今までは「日本はデフレなんだ。だからお金を刷りまくって国債を発行したらいい」と非難が殺到しました
ですが今はインフレが日本でも進んですでに4%となっています
これは一通過点であり、まだまだ進行していきます
日銀がデフレ脱却のために目標としていた2%の倍にすでになっています
日本ではインフレは起こらないという話は幻想だったのです
すでに日本の国債は売り浴びせられ、日銀が必至に買い支えている状況です
もう市場も機能しなくなるでしょう
そうなると一気に手の付けられないインフレが襲ってくる恐れがあります
そうした未来の危機に、私たちは徐々に近づいていっていることを知っておいてください
今まで政府がお金をばら撒いたツケは、やがて手痛いものとなって、私たちに返ってきます
耳障りの良い、お金を配るような政治家の話には、気を付けるよう願います
1 件のコメント:
溶けちゃった300兆円はどこにいっちゃったんですかねえ…
使ってしまった300兆円と騒がれている防衛費増額分の1兆4000億円、この欺瞞を国民に明らかにし、議論の俎上に上げることが国会議員のお仕事だと思うんですけどね。
悲しいが今国会議員で保守と呼ばれる人たちも、自分の地位や権益を保守してるだけの存在なのかもしれない。