終活というのは、ご自身の亡くなる時のための活動の事で、就職活動とは違います
日本人の平均寿命は男性が81歳、女性が87歳となっています
ですので、それ以前、男性なら70代か、女性なら80代になれば、そろそろ終活を考えないといけないかも知れません
亡くなられた方の思いや、さらにその方の死後の思いについて感じる事で、終活で大切だと思う事を述べたいと思います
つまり一般的なこの世の事だけ考えた終活ではなく、ちゃんと死後の思いについても考えた終活についてです
まずは人間は魂が本質であり、死後もあの世で存在しているという事を信じる事が大切です
この霊的真理を受け入れていない場合には、死後に迷う事が多いのです
浮遊霊という言葉を聞いたことがあるかと思いますが、死後にあの世に旅立てずに、この世に留まる霊がたくさんいます
その方の多くは、生前に死んだら終わりだと思い、死後を考えていなかった人たちです
そのような方が亡くなると、死後に意識があることに驚愕し、自分が死んだことを受け入れられずに、あの世にも旅立てずに、浮遊霊となってこの世をさ迷う事になります
なかには藁をもすがる思いで、残された子孫に憑りつく方も出てきます
悪気があってしているのではなく、自分が死んでもどうしていいかわからずに、必死に助かろうとして、残された身内などに憑依してしまうのです
そうならない為には、生きているうちに、なるべく死後について学んでおくことです
もうご高齢の方が身近にいらしたら、なるべく死後についてその人に教えてあげていた方がいいのです
そして次に大切なのは、執着を手放していく事です
あまりお金や土地建物など、資産を持っている人は、それに執着心があると、なかなかあの世にすんなりと旅立てなくなります
自分の土地や建物などに執着が強すぎると、いわゆる地縛霊と呼ばれるようなものになって、その土地や建物に死後も居座り続けることがあるのです
ですので死が身近に迫ってきて大切なのは、執着をだんだんと手放していく事です
物だけではなく、肉親などにも執着することがあります
愛情でもあるのですが、どうしても残された子供たちの事が心配などという方も多いです
しかし、この世の事はこの世の人に任せて、執着を絶ってあの世へと旅立たなくてはなりません
玩具(この世の物)を捨ててこそ、大人(あの世の住人)になります
そして遺産や入るお墓のことなどは、事前に自分で決めておくことです
子孫任せで亡くなると、死後にトラブルになるケースが多くあります
特に資産家の場合には、相続関係で問題となる場合もあるでしょう
自分の死後に、遺産問題で残された親族がもめていては、おちおち成仏もしていられません
ちゃんと残された人たちの事を考えて、遺書を残すなり、生前に整理するなり、自分で終活をしておきましょう
特にお墓については、先祖のお墓に入れて欲しいのか、それとも自分のお墓を立てて欲しいのかなど、いろいろと思いが残る事があります
そうした問題も、子孫に残すのではなく、ご自身で生前に考えられた方がよいでしょう
なかには生前に、夫のお墓には入りたくないという人もいますが、その場合にはしっかりと生前に離婚を済ませるなり、ご自身でお墓を建てるなりしておくべきです
そうした事を亡くなって子孫の方に丸投げしていると、トラブルのもとになって、やはり浄化の妨げになります
大切なのは、ご自身の死後に、子孫などに問題を残さずに、綺麗に亡くなられることです
死後にトラブルが出てくるような場合には、それらは浄化を妨げて、足を引っ張る元になっていきます
ですので、なるべく生前に、どうすべきかなど決めておきましょう
それが終活のために大切な心得です
3 件のコメント:
この世でお借りした身体については、自然に還したいという思いがずっとあります。
生きている間に魂を浄化して、1日1日大切に感謝して生きたいと思います。
安倍元首相をはじめ(安倍元首相の時は何度も様子を見てくださいましたね)、中本工事さんやダチョウ倶楽部の上島さんがお亡くなりになった際には、本当に貴重なお話をしてくださいました。霊的真理を考えるきっかけをありがとうございます。
数年前に父を亡くし、母のそばにいて話をする機会が増えたのですが、お墓はこうしたいとか相続も後で混乱がないよう考えてはいる様子です
しかしながら心の浄化はというと。。。あの時はあーだったから悔しかったとか、許せないとか色々な思いが出てきていますね
話をして気がすんで昇華すればいいなと願いながら、私との会話で真理が少しでも届くようにと思いながら、いつも天に「心の浄化の猶予期間をいただけている」と感謝しています
霊的真理を理解することは、具体的なこと(お墓や相続)、精神的なこと(死後にも魂は生きているよということ)どちらも含めて、とても大事なんですね
なにかのTV番組で、心拍数と寿命の関係を取り上げていて、哺乳類の心拍数は約20億回、小動物は心拍数が早くてハムスターなどは2年、人は50年で約20億回ということでした。
それでも長生きなのは医学の発達のおかげで、医学の恩恵を受けている私たちは健康に長くこの世に留まっていられる分、こういったことを十分考える時間があるなーと思いました。
ある程度の年齢になったらこういったことを考えることに加え、長く生きている分、自分が前面に出るというよりも、若い人が活躍できるような地上の人々のサポート役(若い人が失敗したらフォローするとか、間違った方向に行ったら正すとか)に回れるような体力や気力、その他の持ち物を使っていけたらいいのかな。。。そうしたらより良い日本になるのかな?とそういったことも想像してみました。