2022年11月18日金曜日

インフレと配給制の未来予知が現実化


今日は二つの気になるニュースがありました

その一つは、10月の消費者物価指数がついに+3.6%まで上昇してきたというものです

これほどの大幅な上昇は、40年八か月ぶりの歴史的な出来事となります

当ブログでも以前からインフレと不況が同時に起こる、スタグフレーションがやってくる話をしています

先月もこれからさらに物価指数は上昇していと述べていました

実際にかなりの上昇を見せておりますが

一方で、賃金の方がほとんど上がっていません

物価が上がったとしても、それに連なってお給料も増えてくれるなら、生活に困らないわけですが、現在の状況は、お給料はそのままなのに、物価だけがどんどん上がっている状況です

生活者にとっては厳しい状況が増していっている感じです

私が当初、インフレが襲ってくると訴えていた時には、日本は長年デフレが続いているから、急にインフレになどなるわけがないと言われていました

しかし現実には、日本でも物価上昇が続いており、今後も続いていくと思われるのです

今後も日本でインフレが進んでいくと感じられます

物価は上がっているのに、景気は良くない状況ですから、日銀も政策金利を上げるのは難しいでしょう

そのため今後もインフレが高進していくものと思われます

そしてもうひとつ、気になるニュースは、東京都が物価高で困窮する世帯に、具体的には住民税非課税世帯の約170万世帯に、一世帯当たり一万円分のお米を配給するというものです

今回は国ではなく都の行政ですが、政府が直接お米を配給するようになりました

これは以前に言っていた、配給制度の予知が現実化してきていることを意味します

将来、日本の国民がかつての戦時中のように、お米などの配給を受けるようになる未来が見えるという話をしたことがあります

どうやらそれが、一部ではありますがすでに現実化してきています

住民税の非課税世帯だけ優遇していると、不満も高まるのでどうかという問題もありますが、この際、生活保護なども一部現物支給にした方がいいのではないかと思います

生活保護費でギャンブルに散財してしまう人もいますので、一部はこうして現物で配れるなら配るのもよいかと思います

さらに日本ではフードロスも大量にありますので、そうしたものも配給するようにすれば、フードロスも削減できて、支援の形として良いのではないかとも思います

話は少しずれてしまいましたが、こうしたお米の配給社会というのが現実に起こりつつあるのを見て、覚悟を新たにしています

みなさまも厳しい時代を無事に乗り越えていかれてくださいね

4 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

マイナンバーカード無い人はお米もらえません!とか言い始めたり…しないとも限らない(なぁんて冗談、のつもりで書き始めたのですが、無いこともないかも…)

マイナンバーカードを作った人にはポイント2万円分!と書かれた申込書類が家に送られてきましたが、人のお金(税金)で遊ぶな!と言いたいです。もうそろそろ一般の人も注射打てば旅行!カード作ればお小遣い二万円!の国家による詐欺に気づいていい今日この頃。

匿名 さんのコメント...

たしかにフードロスの問題をうまく解決できるといいですよね~。今あるものをうまくまわすことができれば、もっと世の中良くなるよってこと沢山ありそうです。ギャンブルで散財の話もよく聞きます。現物で配給するのは良い側面があるのですね。

匿名 さんのコメント...

スタグフレーションで食料が貴重になっていって、食べ物の有り難みが分かれば、苦しくも良い経験になりますね^_^

匿名 さんのコメント...

配給だとか、ベーシックインカムだとか、いっけん、タダで手厚く扱われるように、思えるかもしれないけれど、半面、タダほど恐ろしい物はない、とも思います。
エサをもらって手なずけられてしまう動物と、イメージがかぶってしまう。
飼い主が、何があっても、しっかりと最後まで面倒をみてくれる人だったら良いけれど、必ずしも、そうとは限らないですし。
以前、私の夫だった人は、お金に余裕が出来るようになったら、仕事場で魚を飼い始めましたが、度々、エサやりや、温度管理を怠り、何度か水槽の魚を全滅させているようでした。それを知って、この人にとって、私の存在は、この魚達と、そう変わらないのではないかと思い、少々悲しみを感じた事があります。
なので、理想は、自分で何でも出来るよう、色々な面で自立する事だと思いました。

そうは言っても、このところの騒動で人類が右往左往するあおりを食らって、職を失う人もいて(そういうシナリオを作られているのだと思いますが)、戦後のギヴミーチョコレートの頃の様に背へ腹はかえられないのも仕方ない。けれど、心まで持っていかれないで欲しいと願います。

今後のコメントは X(旧Twitter)にてお待ちしております。