2022年10月17日月曜日

これから物価高と不況が重なるスタグフレーションが本格的に日本で起こる


物価の上昇が日本でも続いています

消費者物価指数は3%となりましたが、給料はあまりあがらないため、実質的にはお金が減ってきている状況と言えます

インフレとは何かというと、簡単に言えば持っているお金が実質的に減っていくとこです

貯金の額自体が減っていくわけではありませんが、それで買える物が高くなっていくため、お金の購買力が落ちてしまいます

そのため貯金などをしている人は、インフレが進むと、お金の価値が下がっていってしまいます

もしも、インフレと当時に、給料も上がっていくなら、働く世代の生活水準は変わらずに暮らせます

物の値段が上がったとしても、その分、お給料も増えていけば、生活には困らないのです

ただし、年金暮らしとか、貯金を切り崩している方ですと、インフレが進むと、実質的にお金が減っていくのと同じなので、生活は苦しくなります

今の日本はどうなっているかというと、物価は上がっているのに、お給料はそれに追いついていないのです

そのため働く世代についても、生活が苦しくなっています

といっても、日本ではまだインフレはそれほど進んでいませんので、少し苦しくなってきたかな?と感じる程度でしょう

消費者物価は3%ほどだとすると、それほど深刻ではありません

しかし、これから日本でも、物価の高騰は進んでいきます

さらに物価上昇は進んでいくのです

そのため来年には3%ではすまない数値に跳ね上がってきます

そうなると、お給料も上がらなければ、生活はそうとう苦しくなっていくでしょう

来年には日本でも、かなりのインフレになっていくはずです

しかも、日本では商品価格に転嫁するよりも、企業が利益を削る分が多くなっていますので、そのしわ寄せは人件費に向かいます

つまりインフレが進むのに、お給料は上がらず、むしろ減らされたり、人員削減を進められてしまう恐れが高いのです

物価は上がっていくのに、お給料は減らされたり、職を失う人も出てきます

こうして景気は悪くなっていくでしょう

これはインフレと不況が同時に起こるスタグフレーションと呼ばれています

当ブログでは、以前よりスタグフレーションになると警告していましたので、すでにご存じの方も多いかと思います

最近はテレビやニュースなどでも、よくスタグフレーションの言葉を耳にするようになりました

私が以前から言っていたことが、だんだんと現実化してきているのです

そうした厳しい時代の到来が予知されますので、みなさんも頑張って乗り越えていってください

世間では観光客など、コロナ前に戻ったと言って、浮かれている気分になりつつありますが、気を引き締めていただきたいと願います

3 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

自分の場合は、資産運用するほどの資金がないので、地道に備蓄しながら、今やっていることに関連した資格の勉強したりして、倹約していくだけ、です。
粗食で忍耐になるんですかねー。
何の修行でしょうか。

匿名 さんのコメント...

近くのスーパーでいつも買っていたマミーポコパンツ(紙オムツ)、夏の間は799円だったのに昨日は999円になっていました。
予想はしていたので安いうちにと、せっせと貯オムツしていたので家にオムツはかなりあるのですが、これからも値上がりしそうなので、200円上がってもまだ貯めるモードは続けようと思っています。
景気の安定と、子供のオムツ卒業を祈るばかりです。

匿名 さんのコメント...

いつもありがとうございます🙏🏻🙇🏻‍♀️
こんなに国が大変な中、岸田総理はご自身の長男さんをカバン持ちとして不労所得で年商1000万もらっていると云うニュースをみました!
日本の大切な血税を国のトップが息子に使っていると思うと胸が痛みます💦
洪さんはどう考えますか?🥹

今後のコメントは X(旧Twitter)にてお待ちしております。