青く輝く地球は、暗い宇宙の片隅を、宝石の光のように照らしています
この宝石に似た地球に、多くの魂が生まれ変わりを望み、地上に降り立っています
私達もまた、遠い星から来た者、地球で長年転生を続ける魂など、幾億の魂が集い、この地球に生まれ変わってきました
地球はたしかに美しい星ですが、現象世界にあるために、波動の重く、圧力の高い世界でもあります
霊的世界においては、何不自由なく暮らせる私たちですが、地上に降り立つことで、物質世界の重しを背負い、厳しい制約の中で過ごさなくてはならなくなります
例えるなら、自由に空を飛ぶ鳥たちが、甲羅を被った蟹に生まれ変わって、水圧のかかる、暗い深海に暮らさなくてはならないようなものです
明るく澄んだ空の上を、自由に飛んでいた鳥たちが、蟹になって深海で暮らさなくてはいけなくなったら、きっとストレスも大きなものでしょう
空で自由に過ごせていた日々を覚えていたなら、海底の生活はとても馴染めず、ストレスですぐにダメになってしまいます
そのため私たちは、空での記憶を置いてきて、この地に生まれて来るのです
そしてすべてを忘れて、この深海のような暗くて、重い世界に生きます
どうして私たちは、空の自由な世界から、地上の厳しい世界に降りてくるのでしょうか?
それは空では体験できない辛さや苦しさを経験するためでもあります
厳しい環境だからこそ、魂は鍛えられ、成長していけるのです
何の抵抗もない世界では、私たちは進化向上していくことも出来ません
試練と負荷の多い世界にあるからこそ、私たちは鍛えられていくのです
この世の苦難や困難と思えるものは、実は、魂を鍛えるために現れた、トレーニングマシンのようなものです
人間も重りの無い、無重力の宇宙に行くと、筋肉が衰えてしまい、地上に降りた時に歩けなくなります
重力という負荷があるからこそ、地球では知らず知らずのうちに筋肉が使われ、衰えずにすんでいます
このように筋肉も鍛えなければ衰えていくように、魂も自由な空の世界に、ずっと居続けると、次第になまってきてしまいます
そのため負荷の強い地球へと生まれて来るのです
地球で様々な、辛く厳しい体験を積むことで、魂は鍛えられ、成長を遂げます
そうしてまた空へと帰っていくのです
頑固で自己主張が強く声が大きい人の言う事を、結局は聞かなければいけない時、『地球に生まれた宿命だー』と思い、自分を慰めております( ̄▽ ̄)…いや、そこで抗う強さも必要ですよね。。
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