日本では従来、諸外国と比べて、新型コロナの感染者が少なく、感染の中心地である欧米に比べたら、20分の１位の感染者数で済んでいました
このように日本では極端に感染拡大が緩やかな事から、日本人特有の「ファクターX」があるのではないかと言われていました
これはIPS細胞でノーベル賞を受賞した山中伸弥教授が述べたものです
その「ファクターX」が何なのか、いろいろと議論されていて、BCGワクチンではないかとか、言われていましたが、もっとも有望とされていたのは、理化学研究所が突き止めた、日本人の特有の白血球型にあるとする説です
それが白血球型「HLA-A24」と呼ばれるものです
「HLA-A24」は日本人の約6割が持っていますが、欧米人では1～2割程度しか持っていないと言われています
「HLA-A24」は、新型コロナに対しても、従来型の風邪ウイルスのコロナについても、免疫が活発にはたらくようです
この「HLA-A24」があるために、日本人には新型コロナの感染が少なく済んでいたのではないかと言われています
しかし、それも過去形で述べなくてはならなくなりました
いま日本は、世界最大のコロナ感染国となっています
一日の感染者数は２０万人を超えるようになってきました
ではどうして、日本人には新型コロナの感染が少ないとする、ファクターXは機能しなくなったのでしょうか？
新型コロナが変異していって、日本人のファクターXを回避するようになったという可能性は考えられます
コロナは変異を繰り返して世界中を回ってきますので、日本人が持っていた何らかの理由、BCGなのか白血球型なのか分かりませんが、それらの防御が効かないタイプのコロナが出てきて感染拡大しているのかも知れません
しかし、もう一つの危険な仮説として、ワクチン接種を進めたためではないかという疑問もあります
新型コロナのワクチン接種によって免疫力の低下が起こる事は、欧州の保健局からも警告が出ていました
ワクチンを打つことで、ヒトが持っている免疫細胞を一部破壊してしまうのです
そのため帯状疱疹なども流行っていますが、これはもともと誰の体の中にも潜伏しているヘルペスウイルスの一種が引き起こしているのです
免疫力が落ちてくると、私たちの体内に潜伏していたヘルペスウイルスが、活動を活発化して、帯状疱疹を引き起こしています
つまり帯状疱疹を発症している人は、ワクチン接種によって、免疫細胞が一部破壊され、免疫力が落ちてしまっているのです
ワクチン接種によって、私たち日本人の免疫細胞も、深く傷つけられています
それが日本でワクチン接種が進められてから、感染の波が大きくなってきた要因ではないかと、仮設の一つとして考えられます
せっかく日本人が持っていた、新型コロナに感染しにくくする機能を、ワクチン接種によって破壊してしまったという怖い可能性があります
では、弱った免疫力を戻すためにはどうしたらよいかというと、腸内環境が大切になってきます
人の免疫力は腸内環境と深くかかわっているので、免疫力を取り戻すには、腸内環境を改善することです
そのためには、食物繊維の多い野菜などを多くとり、発酵食品をとる事が大切ですが、特に水溶性食物繊維を取る事です
お勧めはイヌリンですが、こちらは菊芋やチコリ、ゴボウなどの多く含まれる水溶性の食物繊維です
これを取ると、腸内の善玉菌の餌となり、腸内環境がよくなります
特に免疫力を高めてくれる善玉菌として、酪酸菌がいますが、こちらも水溶性食物繊維を取る事で増えていきます
酪酸菌はミヤリサンなどで直接取る事も出来ますが、イヌリンやフラクトオリゴ糖を取る事で腸内で増やしていけます
ワクチン接種をされて、免疫力が低下している人は、こうしたものを積極的に取るようにした方がいいでしょう
3 件のコメント:
いつも貴重な情報をありがとうございます。
私は１回も接種していませんが、シェディングなどの影響もあるので、気をつけたいと思います。
善玉菌を増やすには、冷たいものよりも温かいものを摂る方が良いのですよね。暑い夏、何かと冷たい飲み物が欲しくなりますが、合間に温かい食べ物・飲み物も摂るように心掛けたいです。
私は帯状疱疹や肌荒れが出やすい方だったのですが、免疫力向上のために食物繊維をたくさん摂るようになったからか、今は肌がつるつるでツヤも良いです。肌の調子は自分の免疫状態を計る指標になるのかもしれませんね。
私はSIBOのため食物繊維や乳酸菌を取るとお腹が異常に張って辛くなるため、体調を見つつ取るようにしています。
それらの防止のために薬味などが利用されてきたのだと知り、改めて古人の叡智に感謝が湧きました。