一昨日は食糧危機について話しましたが、同時にエネルギー危機も深刻さを増していきそうです
昨日のニュースでは「政府が7年ぶりに節電要請決定」というものが流れていました
電力がひっ迫しているから夏は節電するように要請するというものです
こうしたエネルギー危機が訪れるのは、政策の間違いから来ています
放射能への無理解から原発も停止が増えており、脱炭素で火力発電も減っています
そうした事態が、電力供給に問題を起こし、節電要請に繋がっています
節電して乗り越えられればいいですが、下手すると停電や計画停電などもありえます
最悪の場合には、以前い北海道で起こったようなブラックアウトもあり得るという事です
もしも真夏の盛りに停電が起これば、熱中症で亡くなる人も出てくる恐れがありますし、冬の寒い時期に停電が起これば、凍死してしまう人もいるかも知れません
電気が無ければ医療器具も動かせなくて、助かる命も助からなくなることもあります
そのように電気が無ければ命が失われることもありますし、安定的に供給できなくなれば、製造業も打撃を受けます
電気が付いたり消えたりしては、まともに物が作れなくなりますので、日本の製造業は大きな被害を受けてしまいます
政府は原発や火力発電の代わりに、太陽光発電などを進めていますが、これは代替にはなりません
太陽光発電は曇りの日や、雪が積もったりすると発電できませんので、極めて不安定な電力です
電気は貯めておくことが出来ませんので、太陽光で発電出来ない分を、何かで補わなくてはならないのです
正確にはバッテリーなどで蓄電は出来ますが、電気を貯めるとなると莫大な予算が必要になってきますので、現実的には無理という事です
そのため曇ってきて太陽光の発電が落ちてきたら、火力発電を稼働していかなくてはならないとか、極めて非効率なやり方をしています
しかもソーラーパネルを設置するには大きな敷地面積が必要で、そのため各地で森や山が潰されて、大規模なソーラーパネルが設置されています
太陽光発電を進めるには、自然を大規模に破壊しなくてはならず、これでは何のために推進しているのか本末転倒ではないでしょうか?
東京都の小池百合子は、思い付きで新築の家にはソーラーパネルの設置を義務付けようと言っています
しかし、先日は東京でも雹が降りましたけど、それによってソーラーパネルが破壊されたという報告があります
雹以外にも、台風で吹き飛ばれることもあり、太陽光発電は自然災害にも弱いのです
そして資源大国のロシアに制裁することで、資源の少ない日本が逆に苦しくなります
食料もそうですが、エネルギーも輸入に大きく依存している日本には、制裁によってかえって自分たちが苦しめられています
ロシアへ制裁してから日本円も為替で円安に動いていますし、今は一ドル132円まで安くなっています
ここまでの円安は20年ぶりだそうです
一方のロシアは、当初は為替が安くなっていましたが、今は開戦前よりむしろ上がっています
これは西側がロシアを制裁することで、エネルギー資源や食糧の高騰が起こり、かえってロシアの持つ資源の価値が上がっているからでしょう
インドなどはロシアとも上手に付き合って、ロシアから安い石油などを仕入れているようです
今後は、欧米と日本が没落し、インドなどが発展していくでしょう
日本は放射線を出す原発もダメ、二酸化炭素を出す火力発電もダメと言って、電力ひっ迫を起こし、さらにロシアに制裁することで、自分の首を絞めています
ガソリン価格やガスの値段も上がっていきますので、今後はさらに電気料金や、ガス代、輸送費の増額となり、物価上昇をさらに押し上げていくでしょう
日本は宇露のどちらにもつかずに、中立的な立場にいるべきだったと思います
今後、真夏や真冬の時期に電力不足が起こって、停電する事態も想定しないといけません
そうした時期に停電になったら困ることをあらかじめ想定し、今のうちの打つべき手を打っておくのが良いと思います
4 件のコメント:
インフレが加速中であり、またエネルギー危機の可能性があるということで、色々と前もって買うようにしています。布団、防寒着、カセットガス、ホッカイロあたりは冬の間に済ませ、今は子供たちの向こう5年くらいの服や靴を検討しつつ揃えています。
それにしても政治家の見通す力のなさには、呆然します。
最低限必要な物+どうしても欲しい物= 本当に必要な物。
夏の停電対策として、ソーラー充電機や充電型の扇風機など購入してあります。
世の表舞台に立っている方の多くって、みな近視?
マスコミに乗せられた国民が悪い。
この国で原発稼働を反対するならば高い電気料金を払うのは当たり前の事。風力発電も太陽光発電もいずれは大量のゴミとなって処理にも莫大なお金がかかりそう。しかし、これでも電気自動車がどうとか言えるものかなぁ。まさに現実を見る能力の欠如だね〜。
技術革新を早く!