先日、生前にお世話になったご夫婦の、死後の状況について気になったので見に行くことにしました
というのも、ご夫婦のご主人について、その死後に感じたのが、お腹をすかせた状況にあるのが浮かんだことが以前にあり、まだちゃんと光の世界に帰れていないのかと心配していました
そして奥様のほうも、亡くなってすぐは、残された家族の事とか、位牌についてなど、いろいろと気にされているように感じたので、お二人について、それからどうなっているのか気にしていました
それで瞑想してお二人が今どのような状況にあるのか、霊界に見に行く事としたのです
守護霊さまの支援を受けながら、いわゆるあの世と呼ばれる霊界に向かいます
まず奥様のほうですが、その方の住む霊界に行くと、さっそく出迎えに来られたようで、楽しそうにお手玉をしている姿を見せてくれました
これはあの世で楽しく暮らしているという事を、知らせる姿を見せてくれたのでしょう
案内されて霊界で暮らしているお家に向かったのですが、周囲は開かれた村のような感じで、菜の花畑が広がっているようなところです
現代的なビルが立ち並ぶ姿ではなく、昔の田舎の風景のようなところです
家はこじんまりした木の家で、そばには井戸があって、そこから新鮮な水を汲んでいるようです
そこで養父母と仲良く暮らしているようでした
いわゆる善人が死後に行かれる、五次元の天国世界に帰られているようです
天国と言ってもたくさんの階層に分かれていて、高次元に行くほど光も増えていき、高い世界には偉人と呼ばれる人々が住む、菩薩界や如来界などがあります
いっぱんの善良な方が亡くなると、天国と呼ばれているような、牧歌的で平穏な世界に行かれます
その奥様も、もう天国世界に帰られているようで、一安心しました
それで生前に耳がお悪いところがあったのですが、死後にはもちろん健康な状態になられています
「どうして生前は耳が悪い事を選んだのですか?」と聞いてみると「旦那の厳しい言葉を聞きたくなかったから」と答えられました
ご主人の方は、生前に怒りっぽいところもあって、怒鳴ったりすることもあったようです
そうした悪口を聞きたくなかったために、自己防衛として耳が悪くなっていたそうです
死後にはそうやって、自分の人生の意味などが分かってくることがあります
奥様には別れを告げて、次にご主人の方を見に行くことにしました
守護霊さまに導かれて世界を移動していくのですが、どうも下の方にずっと降りていくような感じがします
ちょっと暗い世界に行かれたのかなと不安に思いましたが、どうもそのようでした
見えた世界というのは、薄暗い夜のようなとこで、丘のようなものがあるのですが、それが所々、赤黒い場所が点々とあるようです
その赤黒い場所が何かとみると、どうやらマグマのような熱い土が見えているところのようです
そうした箇所が、丘にポツポツと見えて、水玉模様にしてあります
たいへん蒸し暑い世界でもあるようです
そこに二匹の野犬と思われる生き物が走ってきました
犬歯を見せて吠えながら駆け回っています
お腹を空かせて気が立って吠えているようです
どうやらこの野犬は、もとは人間の魂だったのではないかと思います
あの世の地獄と呼ばれる世界に堕ちて、野犬に姿をかえたようです
その世界にさびれた小屋のようなものが建っており、そこにご主人はいました
どうやらこの世界には食料が無くて、飢えているようです
イメージの中で雑炊を大きな器に入れて、それを差し上げました
それを食べていただいて、すこし気持ちが落ち着いてきたら、もう少し上の世界にお連れしました
そこは現代の都市のような場所で、人も多く住んでいますが、まだ薄暗い世界ではあります
まだご主人の心境から、それ以上の世界には帰れないようですので、そこまでお連れすることにしました
そこでご主人とはお別れしました
生前に怒りっぽいところがあり、時々声を荒げる事もあったので、そうした野犬のいる世界に通じたのではないかと感じます
犬というのは唸り声をあげて牙が見えるように、怒りを象徴する生き物でもあります
夢に犬が現れた時なども、何か怒りを表している事が多いです
そうした怒りっぽい人が行く世界であるようです
余談ですが、ご主人は生前、お年を召されてから、何かと近所から粗大ごみのようなものを拾ってきて、お家にため込むところがありました
そのためお屋敷は周囲からは不要と思われる荷物に覆われていて、ゴミ屋敷のようにも見えてしまうような状況になっていました
犬なども、いろんなものを咥えてきて、小屋に持って帰る習性がありますが、ご主人も晩年には犬の動物霊の影響があって、そうした収集癖に繋がっていたのかもしれません
さらにご主人について、死後に飢えを感じていたのは何かと考えました
生前に喉を病気で痛められて、それで固い物も満足に食べられなくなり、食事についての欲が高まっていたのかもしれません
それとお酒を良く嗜まれていたので、それが食欲や飲酒欲として、死後に飢えた世界に行かれた理由かもしれません
野犬の世界というのは、怒りと飢えを象徴した世界なのでしょう
生前に怒りっぽく、食べ物や酒などの飲み物に執着するような生き方をしている人が、野犬の住む世界に行かれることがあるのでしょう
野犬は怒りを象徴していますが、自然に暮らすため、たえず食べ物を探し回らねばならず、飢えとの繋がりも深いです
そういう事で、死後の世界として、野犬の地獄界というものが出来てきたのだと思われます
死後の世界は実在しますし、生前の思いと行いが、死後の行き先を決めるのです
私たちも心と体の行いを正していき、無事に光の世界に帰れるようにしましょう
10 件のコメント:
いつもありがとうございます。
今日の記事を読んでいたら、昔見た夢を思い出しました。
ドーナツ形の円形の地下室で、薄暗い雰囲気の中、多くの人達が走りながらぐるぐると回っていました。どれだけ走っても、また同じ場所に戻って、ずっと走り続ける。その中に私もいるのですが、ふと、脇に明るい光が射し込んだ小さな階段がある事に気がつき、それを上っていくと、眩い太陽光に照らされる、広々とした賑やかな商店街が現れました。
「今までどうして、あのような暗い所にいたのだろう? 地下室(円形廊下かな?)の人達も、いずれ来れたらいいのになぁ。」と感じたのを覚えています。
私も牧歌的な天国へ行きたいです。
今回の記事、とてもとても参考になりました❗️
自己を反省する為に、
よろしければ また死後の残念な世界と生前の生き方を関連付けて教えてください。
私のような凡人は霊界を直接見ることはできないので、このような体験記は非常に興味深いです。
ケーススタディとして、我が身を戒めようと思います。
他にどんな地獄、天国があるかも知りたいです。
いつもありがとうございます。最近思うのですが、若い頃、走っている夢を見てたことがあるのですが、どうも四つん這いで走ってたような気がしてて、もしかしたら、っていうか多分、今の生き方を真実の目で見るとこんな姿なんだぞ!悔い改めよ!と教えて頂いていたのかな~と思います。夢って有り難いですね。それで最近ですね、夢の中で二匹の犬と出会って、それである経文を唱えたら、その犬が人間の姿に変わっていく夢を見ました。その夢の結末とか忘れて思い出せないんですが…。
身近に、怒ってばかりの夫と、それに従う耳の聞こえが悪くなってきている妻がいるので、興味深く読みました。
怒ってばかりの夫は、今に今その性格になったわけではなく、長年怒ってばかりです。年を取ったら丸くなる人もいるんでしょうけど、なかなか悪い性格を変えるのは難しいんだと思います。
あと何年…いや後何百年人間を経験したら変わっていくのかなと、よく想像します。
仮に仲のとても良い夫婦でもそれぞれの持つ波長が違えばあの世でも同じ階層の霊界に行ってまた会おうと思っても会えないんですね。
死後の世界があることを信じている、または知っている人が
地獄に堕ちた場合に、
「あぁ自分は死んで地獄にいるのだ」
と自覚できた場合でも飢えを感じたりするのでしょうか?
私が見た夢の話になりますが、幅4メートル位の川のような用水路に私も人々もはまっており、流されていて、溺れてはいないのですが、とにかく一直線に私達は流されて、流されて、流されていくのです。
行く先はなんとなく地球破滅と地獄だろうな、と思っていても流れから抜け出す方法がないのです。
すると下流側の用水路に架かっている橋のような歩道橋のような所に魚をすくい上げる網を持った人が待ち構えていて、その方は他の人には目もくれずに私をすくい上げるために待ち構えておりました。
目が覚めたので、私がすくい上げてもらえたかまでは見届けてはおりませんが、現実の自分の人生を振り返ると他力本願を地でいくような救いを経験しましたね。
他力本願はいけない、いけないと言われておるご時世ですが、人にはどうにもならないカルマが厳然とありまして、ドロドロから抜け出すことは難しいと振り返ればしみじみと思ったりします。
網を持って待ち構えていてくれた方は木花咲耶姫と空海さんだったと思います。
>守護霊さまの支援を受けながら、いわゆるあの世と呼ばれる霊界に向かいます
特別な方法があるのですね。時期が来たらできるようになるかもしれないし、時間をかけても出来ないかもしれません。
私は私の道、できることを一生懸命やろうと思いました。
今回、やみくもに正しいことをやっていてもだめで、形だけではだめだと思いました。面倒くさいなあ、どうせ、自慢だろう、私ばっかりなどの思いを心に抱えながら毎日をただ積み重ねていても天国の扉は開かないと思いますし、下手したら、不満地獄に行ってしまうかもしれません。
いくらにこやかにしていても心の中で舌を出していてもだめですね。
毎日真理を学んで頑張りたいと思いました。
いつもありがとうございます。