メディアが隠すウクライナの真実 ロシアの主張する非ナチ化とは何か

メディアが隠して伝えない真実が幾つもあります

そうであれば、私たちは目隠しをされたまま、物事を理解しなくてはならなくなります

ウクライナ情勢についても、西側の一方からの視点ばかりで情報が流れており、偏狭した考えからしか判断できなくされています

膨大な隠された真実の中で、今回はロシアの主張の意味ついてお伝えできればと思います

ロシアのプーチン大統領は、ウクライナに派兵する２月２４日のテレビ演説で、以下のような話をしました

「ドネツク人民共和国とルガンスク人民共和国との友好および相互援助に関する条約に基づき、特別軍事作戦を実施する決定を下した。

その目的は、8年間キエフ政権によって虐待や大量虐殺にさらされてきた人々を保護することだ。

そしてこの目的のために、我々はウクライナの非軍事化と非ナチ化をめざし、ロシア連邦の市民を含む一般市民に対して数々の血生臭い犯罪者たちを裁きにかけるつもりだ」

ここでは大量虐殺が行われていた事。そして非ナチ化という話が出てきます

メディアではこのことの意味を説明するところはありません

プーチン大統領の言っている大量虐殺とは何でしょうか？

そして今回の作戦の意味が、非ナチ化＝ナチス化を止めるためのものであるとは、どのような意味でしょうか？

ウクライナには、ネオナチが台頭しており、その影響が大きくなり、同時に同国のロシア系住民への虐殺にもかかわっているのです

ネオナチというのは、かつて第二次世界大戦の時に、ドイツに現れた、ヒトラー率いるナチスを標榜し、その復興を望む者たちの活動です

ナチスというのは、大戦中のドイツで政権を握り、人種差別思想に基づき、ユダヤ人大虐殺を行いました

このネオナチがウクライナに実際におり、彼らは、ロシア系住民に対する虐殺を行っていたのです

ウクライナにはロシア系住民がたくさん住んでいますが、彼らに対する差別や弾圧、そして虐殺が行われていたことは、メディアで伝えられることはありません

少なくてもプーチン大統領はそう信じて今回の軍事行動に出ています

ロシア系住民が攻撃され、虐殺されていると知っていて、彼らを保護するために、ウクライナのネオナチを止めたいというのが、先に挙げたプーチン大統領の発言の非ナチ化の意味です

ウクライナには、民主的に選ばれたヴィクトル・ヤヌコヴィッチ大統領がいました

しかし２０１４年２月には、クーデターが起こり、彼は追い出されてしまいます

この時のクーデターを機に、ネオナチは暫定政権に入り込み、軍や諜報機関にも力をもつようになり、民兵も組織します

ウクライナでのクーデターを首謀したものが、米国のネオコンであり、その支援をうけたネオナチだったという事です

ウクライナの本当の最高実力者とされる新興財閥＝オリガルヒのイーホル・コロモイスキー氏がいます

彼は大富豪のユダヤ人でありながら、ネオナチを標榜している極右武装集団の「アゾフ」という私兵を抱えていました

コロモイスキーはユダヤ金融の力を使って、ウクライナで絶大な地位を築き、その莫大な資金力を使って、私兵を投入してウクライナのロシア勢力を排除するための運動を行ってきました

この背後には、彼を通じて国際金融家が支援し、さらにネオコンもかかわって、ロシアとの対立を煽っていた事実があります

私兵だった「アゾフ」は、現在は国家親衛隊に所属する部隊になりますが、その構成員は、ハーケンクロイツの旗を掲げ、部隊章にはナチス親衛隊が用いた紋様「ヴォルフスアンゲル」を用いています

（上がナチスのヴォルフスアンゲル、下が同紋章を付けたアゾフ）

この「アゾフ」を使って、ドネツクやルガンスクに住むロシア系住民に対して、虐殺がなされたと言われているのです

実際に多くの遺体が発見されるのですが、西側や日本ではこれを報道することはしていません

ロシアはこのコロモイスキーに対して、「民間人殺害を組織した」罪で訴えています

このことを知れば、プーチン大統領が大虐殺を止めるため、そして非ナチ化のためと言っていた意味が分かるでしょう

メディアはそうした事実を伝えません

ちなみにロシアはウクライナの軍事施設をピンポイントで攻撃していますが、民間人に対する無差別攻撃を行っているかのように偽情報も広まっています

多くの偽情報がメディアやネットなどにも広まり、人々の感情をかきたたせ、ロシア憎しに向かわせようとしています

他にも様々な隠された真実もありますが、今回はここら辺で終わります

必ずしも、メディアの伝えていることが真実ではないことを、知っておくべきです

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