幸せを求める人間の行動には、大きく分けて二つのタイプがあると思います
それは、今の喜び、快楽を求める人と、未来の利益、幸せを求める人とです
今の快楽を求める人というのは、「今楽しければそれでいい」と考える人です
自分の快楽に忠実であり、今が幸せであれば、将来のことは気にしないタイプです
たとえば、目の前に美味しそうなケーキがあると、すぐに食べるような人です
ケーキを食べると、美味しいと感じ、快楽を得られますが、それによって将来の健康不安や、体重増加をえます
食べている時は気分がよくていいのですが、未来に嫌なことが起こってしまいます
どちらかというと、今の喜びを優先する人が、このタイプに入ります
あるいは、お酒に溺れたりするのも、目の前の快楽を求めて、後の苦しみからは目をそらします
他にも異性に目が行く人もいますが、パートナーがいるのに、別な人と交際するような人は、将来の危機よりも、今の快楽を求める人といえます
ギャンブルにのめりこむような人も、今の快楽を求めるタイプです
こうした方は、今はいいのですが、将来的に大きなツケを負う事となります
今は良くても、将来は厳しい時期が待っています
次に、将来の幸せを求めて、今の快楽をセーブするタイプの人がいます
美味しいものがあっても、「これを食べたら太るだろう」とか、「将来、病気にならないか」と思案して食べるのを控える人です
勉強に熱心に取り組む人も、将来はいい大学に入りたいとか、希望の職種に就くために、ゲームとか友達との遊びをセーブして、勉強に時間を割いたりします
スポーツに打ち込む人でも、厳しいトレーニングや練習に耐えるのは、将来の喜びのためです
将来の喜びのために、今の快楽を抑えて努力するタイプの人です
こうした人は、いまは辛くとも、将来的に利益を得られることが多くなります
成功者の多くは、こうしたタイプの人でしょう
では、この二つのタイプで終わりかと言うと、もう一つあるように思います
それは今を楽しみながら、未来にも積み重ねるような生き方です
未来のためになる事や、蓄積していくことは、たいていは嫌々ながらすることが多いと思います
何らかの努力において、未来のためと思って、嫌でも我慢してやっているものです
勉強にしろ、スポーツの練習にしろ、あるいは仕事や、訓練なども、嫌々ながらしていることは多いでしょう
しかし、それを自分が好きでやりながら、なおかつ未来の幸せにつながるようなことが、一番の幸せではないでしょうか?
好きこそものの上手なれと言うことわざがあるように、好きでしていることは上達も早いですし、嫌々やっている人は、好きでやっている人には勝てないものです
自身がそれを好きでやりながらも、さらに将来のためになったり、成功の種になるなら、それは幸せな事でしょう
世の中には嫌々ながら仕事をしている人がいます
嫌な仕事であっても、給料をもらうために仕方なくしているようなことです
これでは仕事もあまり出来ないでしょうし、嫌な時間を長く続けることになります
好きなことを極めていって、それが成功につながっていけば一番良いです
そのように好きなものを追求していって、さらに成功を築いていくことが望ましいです
振り返ってみて、自分が好きなものは何なのか、思い返してみましょう
もしも見当たらないのであれば、いま与えられた仕事などの中に、好きになっていくようにするのです
好きなものを仕事にする道もあれば、自分の仕事を好きになるという道もあります
いずれにしましても、上記で上がましたように、いま幸せを感じることをしつつ、それが将来の幸せや成功にもつながることをしていくのが、もっとも幸せな道だと思います
2 件のコメント:
凄く感動しました。ありがとうございます!
現在と未来の為に、日々嫌だと思いながら会社に行って仕事してます。結構なストレスのるつぼの中、イライラしてますが我慢してます。仕事があるだけでも有り難いとも思ってますし…。
ただ、人生は有限で、もう折返し地点もすぎ、体力も辛うじてまだある今、こんなに毎日お金の為とは言え厭な思いをして時間を減らして、これで私の人生良いのか?と強く思います。もっと生きたい様に生きれないものか…。そもそも、電気ガス水道、家賃の為に働いている様なもの。人類はどこかで何か間違った刷り込みとシステムに取り込まれ、洗脳をされてる気がしてならない。