2022年1月14日金曜日

中国が仕掛ける食糧戦争で世界は食糧危機に直面する



中国は、新型コロナのパンデミックによる生物兵器戦争に引き続き、これから世界に、食糧戦争を仕掛けるのではないかと感じられます

もうじき世界的な食糧問題が起こってきます

すでに身近な食品などが、値上げをしているのを感じているとは思います

石油・ガスなどのほかにも、木材の高騰や、輸入肉の高騰、油や小麦粉なども値上がりを続けています

それにともなって、いろんなモノが値上がりをしてきています

これは以前に、インフレに進んでいく、物価が上がっていくと指摘していた通りに、いま世界は進んでいます

ですが、それだけでなく、今後、深刻な食糧危機も襲ってくるのではないかと、感じられるのです

ファストフードの大手チェーンであるマクドナルドが、物流などの混乱のため、ポテトのMとLを販売中止していることが話題となりました

原因としては、コロナ禍による物流の混乱や、カナダ・バンクーバー港近郊での大規模な水害などがあります

これはひとつの予兆にすぎませんが、今後はさらに食品に関しても、品不足などが発生してくる恐れがあります

世界の人口を養えるだけの、食糧生産体制はあるので、食糧危機は起らないとする人もいますが、いろんな要因がかかわって起こってくる可能性があります

たしかに世界中の人を食べさせるだけの、穀物を生産できる能力はあるかもしれませんが、たとえばコロナ禍による人員不足や、洪水に干ばつなどの自然災害、それにエネルギー価格の高騰による肥料の高騰など、いろんな要因によって、不足する事態が発生する恐れがあります

たとえば三大肥料の一つである窒素は、大気中の窒素から合成されるのですが、大量の天然ガスや石油などが必要になります

そのためガスや原油が高騰していると、窒素肥料を作る価格も高騰していきます

そしてもし、肥料の輸出国が、輸出を停止するような事態になったらどうなるでしょう?

現在の多収量の作物生産には、肥料が欠かせません

もしも肥料が手に入ら無くなれば、いくら農場がたくさんあっても、作物は育たないのです

農業においても、いくら世界人口を養えるほどの生産能力があったとしても、働き手が不足したり、肥料が制限されれば、途端に深刻な食糧不足となっていきます

そのような危機もあることを知っておくべきでしょう

そのため、国としても、食糧の備蓄をするだけでなく、肥料分の備蓄や、製造についてもバックアップをしていかないといけないでしょう

もちろん、個人においても備えは必要だと思います

ちなみに、日本国内の肥料の輸入相手国は、令和元年時点で以下のようになっています

尿素(窒素肥料の代表的なもの)がマレーシア45%、中国37%、カタール6%、サウジアラビア5%

リン酸アンモニウムが中国87%、アメリカ合衆国11%、モロッコ2%

塩化カリウムがカナダ65%、ベラルーシ12%、ロシア11%、イスラエル6%、ヨルダン4%

もしも、こうした肥料の輸出大国のなかで、穀物などを世界中から買い占めを行い、同時に肥料の輸出を制限するような事態になれば、世界的な食糧危機を招く恐れがあります

それは仮定の話ではなく、すでに中国は、世界の穀物を買い占めに走っており、その在庫率は、トウモロコシが約7割、コメは約6割、小麦は約5割、大豆は3割超となっています

詳しくは以下のようになっています

米農務省の推計データによる穀物の世界在庫と中国の比率

トウモロコシ 世界3億6百万トン、中国2億1千万トン

コメ 世界1億8千7百万トン 中国1億1千3百万トン

小麦 世界2億7千8百万トン 中国1億4千1百万トン

大豆 世界1億2百万トン 中国3千4百万トン

これだけ中国は世界の穀物を買い占めているのです

穀物だけにとどまらず、中国は牛肉や豚肉、乳製品、果物類なども輸入を急激に増やしています

世界的な食品の高騰は、中国による買い占めが原因だとの指摘もあります

中国では昨年や一昨年の洪水被害によって、農産物に甚大な被害が出ており、それを補うために食料の輸入を増大させている面もあるでしょう

中国政府の公式発表では、食料生産は順調に推移しているとされていますが、実際には公表されていない甚大な被害が拡大しているものと思われます

中国は自国内の被害を伏せて、世界から食料を買い占めているのです

中国政府は、コロナが発生した当初も、流行の実態を伏せて、被害は軽微だと世界には発表し、結果的に世界的なパンデミックを起こしました

中国は自国の被害を伏せる国であり、その公式発表をそのまま信じてはいけない国でもあります

その中国に対して、日本はリン酸アンモニウムの輸入の9割弱を頼っているのです

もしも、中国から肥料の輸出を止めるとなったら、厳しい状況となるでしょう

中国は世界的に見ても、りん鉱石の産出量が、19年度で1億1千万トン産出し、世界全体の46%を占めています

カリ鉱石は、5百万トンで、世界全体の12%となっています

食糧不足が深刻になって、中国がかつてのマスク外交のように、自分たちと仲良くする国には提供し、関係の悪い国には提供しないとなったら、深刻な事態となります

コロナ禍が発生する前にも、中国は世界中でマスクの買い占めを行っており、しかもマスク製造の多くは中国にあったため、中国が輸出を制限したことで、世界的にマスク不足が起こりました

もしも同じような事態が、食糧でも起こるとなると、中国は自分たちに従う国にだけ肥料を輸出し、反発する国には制限して、食糧危機を起こす恐れがあります

そうした危機があることを知っていただきたいと思います

中国はすでに、コロナで生物兵器による世界戦争をはじめています

新型コロナは武漢研究所で作られたものですが、それが使用する前に漏れ出たのが、今回のパンデミックの発端です

さらに漏れ出たコロナ逆に利用して、世界に蔓延させ、特に西側諸国にダメージを与えています

こうした生物兵器を使うのは、誰が攻撃しているのか特定の難しい、ステルス攻撃を世界に行っているのです

幾つかの変異種が発生して、それがまた広まったりしていますが、これらの変異種も研究所で作られたものでしょう

それを時期が来たらばら撒いていると感じられます

さらに中国の世界戦争は、これだけでは終わらないと思います

もちろん、台湾や沖縄などへの、直接的な軍事行動も脅威ですが、それ以外の世界戦争を懸念します

そのひとつには食糧危機を生み出すという事があります

中国は洪水やイナゴの発生などで、食糧危機を国内に迎えていますが、世界中から穀物などを爆買いしています

まだ食糧が無くならないだけの量でひそかに買い進めているため、日本でもほとんど話題に上がりません

そうして密かに世界の穀物在庫を大量に買い占めています

世界ではコロナ禍もあり、農業の人手不足が発生したり、物流の混乱も招いています

あるいは干ばつや洪水、イナゴの害などで、直接的に生産に被害が出ています

そんな中で、農作物を生産するには、肥料が無くてはなりません

特に農家の方はご存知かと思いますが、チッソ、リン、カリが三大肥料とされます

中国はいずれも世界的な輸出国であり、特にリンは、世界の半数を占めるくらい輸出しています

中国は肥料を輸出して、その代わり食糧を手に入れているわけです

もしもその中国が、コロナ禍で弱っている農業に、肥料の輸出を停止するようなことになれば、世界的な危機になるでしょう

中国はすでに以前にも似たような作戦をしています

2010年に尖閣周辺で海上保安庁の船に衝突してきた中国船の船長が逮捕されるという事件がありました

その時中国は、中国人船長の逮捕への報復とみられる、レアアースの輸出制限をしました

レアアースは、日本の得意なハイブリッド自動車や、液晶パネルの製造にも使われており、先端的な電子機器を製造する日本にとっては、必要不可欠なものでした

そのレアアースを日本は、多く中国からの輸入に頼っていたのです

中国は日本の弱り目を狙って、レアアースの輸出を停止してきたのです

輸出大国だった中国は、戦略的に相手国に輸出を制限するようなことをしました

レアアースが欲しかったら、自分たちの言う事を聞けというわけです

このように中国は、自分たちの手持ちの武器をもとに、他国を従わせようとする戦略をよくとります

その他にも、まだ記憶に新しいものとして、マスク外交も行われました

コロナが流行しだすと、すかさず中国は、世界中からマスクなどの医療品の買い占めを行います

結果、世界中でマスクが不足し、日本でも手に入れられなくて困った人が続出し、ついには政府がマスクを国民に配るという事まで行われました

中国は世界中からマスクを買い占めるだけではなく、中国国内でのマスク製造の品を輸出制限しました

世界の工場として台頭した中国では、世界中の多くのマスクが作られていたのです

その中国がマスクの輸出を止めたため、途端に世界でマスク不足が発生しました

世界でマスクが不足したのを尻目に、次は自国で持っているマスクを、友好国にだけ分け与えるというマスク外交を進めたのです

中国に好意的な国にはマスクを配り、反抗的な国には、マスクの輸出を制限します

このように自分たちの手持ちの資源を武器に、外交をやっていく性質が中国にあります

自分たちに友好にする国には、資源を与えて、批判したり敵対する国には、与えないということをするのです

彼らの思考パターンからすると、いま中国が世界的に食糧を買い占めているのは、意図的に食糧危機を高めると考えられるのです

肥料を輸出しなければ、農作物はほとんどとれませんので、一気に食糧危機がやってきます

中国はそれを狙っているように感じられます

すでに中国は世界中から穀物を爆買いし、買い占めを実施しています

さらに肥料についても、実はすでに、輸出の制限を行っています

昨年10月には尿素、硝酸アンモニウム、リン酸肥料など29品目の輸出前検査を強化すると発表し、事実上の輸出制限を行っています

日本は肥料のリン酸アンモニウムの実に九割近くを中国からの輸入に頼っていたわけですから大変です

すでに肥料の価格は高騰しており、肥料会社によると、一昨年に比べて、昨年末には原料の価格は、三倍にも跳ね上がっていると言います

輸出制限が長期化すれば、農業生産に深刻な影響が出てきて、生産量が減少する恐れがあります

さらにトンガでの大規模海底噴火によって、大量のチリが巻き上げられ、日照不足が起こる恐れもあります

91年のフィリピン・ピナツボ噴火においても、日本で冷夏となり、米不足が起こって、平成の米騒動となりました

トンガでの噴火は、南半球のため、日本にはピナツボ噴火の時ほどの影響は受けないかも知れませんが、世界の穀倉地帯であるオーストラリアでは、深刻な被害が発生する恐れもあります

そうでなくても、すでに中国による爆買いによって、コーンや大豆、小麦などの穀物市場は、高値圏を推移しており、日本でも食品価格が値上がりしたり、食品の量を減らす、いわゆるステルス値上げが起こっています

ここにさらに、中国が肥料の輸入を停止し続け、世界中での農産物の生産に悪影響を及ぼせば、世界的な食糧危機に面する恐れがあります

中国はすでに世界中から穀物を買い占めているため、意図的に食糧危機を招く恐れがあります

大量の食糧を買い占めつつ、肥料の輸出を制限し、意図的に農作物の生産が出来なくなるように仕向けます

すると世界では、食糧や肥料を求めて、中国にすり寄る国々も増えてくるでしょう

以前のマスク外交や、ワクチン外交のように、次は食糧・肥料外交が始まるのです

日本政府は、食糧の安定供給のために、これから備えていかなくてはなりません

4 件のコメント:

  1. 私は食品工場で働いています。
    この件とは無関係かもしれませんが、普段から、食べられるのに捨てなければならない食品が多く、ああなんてもったいないのだろうと思っていて出来る限りロスの出ないやり方を会社に提案していますが、会社は危機感がないようです。
    ああもったいない。食糧危機になったら多くの会社がどうしたら無駄に廃棄せず食品を活かせるか考えるきっかけになればいいと思います。
    地球は生きている人間を養うだけの恵みが確実にあるのに、捨てられてしまってるんですね。
    どこでもドアがあれば世界に食糧難などないのにといつも思います。

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  2. 中国で2年連続の洪水で食糧不足に陥ってるだけでしょ。
    中国の食糧自給率はもともと80%。
    それが2020年は洪水と蝗害のダブルパンチ。2021年は洪水。そりゃあ食糧不足になる。輸入を増やすって言ったって、中国の6億人は月収1万五千円だから、輸入の高い食糧なんか買えない。

    中国が食糧戦争を仕掛けるってどうやんの?中国は食糧を買い占めるドルだって無いのに。
    あ、日本への中国産の食糧輸出は止めていいからね。食糧無い中国から買うのは悪いし、日本はTPPから買うんで大丈夫。アメリカやEUとのFTAもイギリスEPAもあるし。

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  3. 中国って小麦生産世界一で輸入量も世界一なんだよな

    食いすぎ‼️

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  4. チャイナは食料の買い占めどころか、買わないと生きていけない体質ですよ。
    逆に、チャイナへの輸出をストップすれば、簡単に倒れます。
    ある意味、いつでも息の根を止められる国です。

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