以前から、コロナはそれだけで終わらず、品不足や値段の高騰などが起こるという警告をしていました
実際に世界的にインフレといって、モノの値段が高騰する出来事が起こっています
そして今後もその兆候は長期化して続いていくでしょう
日本でもいろんな食料品が値上がりしたり、あるいはステルス値上げと言って、印象は良くないですが、商品の値段はそのままで、内容量を減らすという動きがあります
実質的な値上がりが次々と起こっています
これは今だけではなくて、来年以降も、さらに値上がりは続いていくと思われます
いま食料油や輸入穀物も高騰していますし、ミートショックと言われるように、輸入牛肉や鶏肉などの値段も上がっています
穀物もまだ高値圏で推移していますので、それを飼料とする国産の畜産物も、今後値上がりが起こってくるでしょう
さらに原油価格の上昇は、オミクロン株の登場で、急落を見せていますが、また値上がりしていく可能性もあります
コロナによるロックダウンによる製造の停止や、物流の混乱もあって、いまモノの値上がりが続いています
世界的にも、コロナ危機を脱するために、各国がばら撒き政策を行ったために、いまインフレが急激に進行しています
日本では長年デフレといって、モノの値段が下がる現象が続いていたため、いまはインフレが抑えられていますが、それも時間の問題かと思います
今後日本でもモノの値段がさらに上がっていき、手に入れられない時代が来るでしょう
景気が悪いのに、モノの値段が上がっていくという、経済的には最悪の状態ともいわれるスタグフレーションが起こりつつあります
すでに何度か、こちらではスタグフレーションが起こることを警告していましたが、実際に、世界的に起こりつつあり、ニュースなどでも最近はそのことに触れられるようになりました
日本でもコロナ禍で、飲食業や旅行・宿泊業など大変ですが、さらに仕入値段も上がっていて、ダブルパンチを受けています
このように景気が悪く、給料もあまり上がらなかったり、就職先も少なくなっているのに、モノの値段だけが上がっていくのを、スタグフレーションと言います
落ち込んだ経済を支えるためには、お金をたくさん市場に流さなくてはならないとして、各国が金融緩和をしていきました
するとお金がたくさん増えるため、お金の価値が下がっていき、モノの値段が上がってしまいます
これが今起こっていることで、もしもこの金融緩和をやめてしまえば、今度は景気が悪くなるわけです
緩めるとインフレになってモノの値段が上がっていってしまいますし、締め付けると今度は景気が悪くなります
このようにジレンマの中に世界は置かれています
今後の世界は、スタグフレーションという厳しい局面を迎えることになるでしょう
コロナの次には経済危機が人類の前に出てきます
そのように、今後いくつかの試練が襲ってきますが、それがアースチェンジを迎えるための試練でもあります
いろんな物事が起こってくるとは思いますが、それらを乗り越えて、新しい在り方を模索していかなくてはなりません
今までの間違いに人々が気付き、改めていかなければ、これらの波を無事に乗り切ることが出来なくなります
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