人間は人と人との間に生きるため、絶えず他人を意識して暮らしています
そして他人との勝負や競争の中に、絶えず置かれることとなります
家庭では兄弟同士での競争があり、いかに親の愛を多く受け取れるのかの競争を、幼いころからしている面もあります
長じても、学問やその他の分野でライバルとなって、絶えず比較されてしまい、競争にさらされることもあるでしょう
「お兄さんは成績優秀なのに、弟は出来ない」とか「妹さんは美しいのに、姉はそれほどでもない」など、周囲の言葉を聞いて、比較に悩んだりします
学校でも、いつもクラスや校内の仲間たちと、勉強の成績で比べられ、負けないようにと競争をけしかけられます
他人よりもいい成績を取り、人よりいい大学、いい就職先に進むように、競争しています
さらに、就職しても、同期らとの出世競争があり、成績を比べられることも多くあるでしょう
このように人間は競争の中に置かれ、絶えず他人との比較の中に置かれてしまうため、人生で勝利していくためには、他人との競争に勝つことだと思ってしまいます
そのため人生においても、他人と比較して、自分の方がどれだけ良い暮らしをしているかだとか、いい恋人や結婚相手を射止めたとか、人よりいい家に住んでいるとか、いろんな比較の目で見ています
しかし、そうした他人との競争に勝利したと思っても、真の人生の勝利とはならないものです
そのように競争に勝ったものも、その後の人生においては、必ずしも勝利しているとはいけない人が多くいます
ほんとうに人生に勝利していくためには、自分に勝っていくことです
昔は出来なかったとこでも、努力を重ねてできるようになることもあります
日々に努力を重ねることで、以前の自分よりも勝った自分になれるでしょう
このように、日々に前進していき、よりよい自分になれる事、過去の自分に勝っていくことこそ、真の人生の勝利につながっていきます
いたずらに他人の目を気にするのではなく、自分自身の価値観をしっかりと持ち、自分が納得できる自分になっていきましょう
それが先日もいいました「愛せる自分になる」ことでもあります
他人との競争の中には、本当の勝利はないことを知っていただきたいと思います
今の私にぴったりな内容でした。いつも本当にありがとうございます。がんばります!
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