人生には順調に進んでいる時期もあれば、逆風の吹く時期もあります
やることがうまくいかない時期がきます
人はどうしても順調に進んでいきたいと望みますが、そのように一本調子に進むことは無く、人生には波があって、山と谷を繰り返すものです
いま順調に成功している人にも、いずれは逆境の時が訪れますし、いま逆境にある人も、そのままであるのではなく、いずれは晴れの日がやってきます
そのように誰しも人生で山と谷を経験するものです
逆境の時にある場合には、そこで腐らずに、充電の時期だと思って、力を蓄えておくことです
その時間のうちに、勉強をし直したり、新たな才能を磨くでもいいでしょう
次のチャンスが訪れるまでに、自分の中に力を蓄えておく時期です
逆境の時に無理に好転させようとあがき過ぎると、そこで力を果たしてしまい、次の時期が来たら、もう余力がなくなっている事があります
逆境の時には、力を蓄えて、次の時期を待っている事が大切です
それは冬の時代を乗り越えて、春が訪れるまでじっと雪の下で力を蓄えている植物のようです
冬はいつかは終わりを迎え、新しい春の時代が訪れます
その時には溜め込んだ力を発揮して、開花させていくのです
明治維新の精神的柱となった吉田松陰先生も、渡米の罪で1年以上も投獄される時期を過ごされます
ですが松陰先生は、獄中でも学びを深め、多数の書物を読破し、あらゆる人から教えを学んで充電の時期を過ごされました
人生はコインの裏表のように、別な面を見せるものです
逆境の時というのは、人生の充電時期にあたり、その時にどれだけ力を蓄えたかで、次の時代に飛躍できるか変わってくるでしょう
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