私たちは近年、モノ余りの時代を生きてきました
たくさん物があふれて、必要なものは何時でも手に入ります
特に日本ではデフレが続き、物の価値は年々下がっていきました
そして政府は、デフレを脱却させるために、異次元の金融緩和をしていきました
金融緩和というのは難しい言葉ですが、お金をたくさん刷って、市場に流していくことです
それでもお金を借りる人は少なく、デフレと呼ばれる状態は長く続いていきました
ですがこれからは、今までの状況がくるっとひっくり返る時期が来ます
モノ余りの時代から、物が不足する時代がもうすぐきます
必要なものがなかなか手に入らない時代がくるのです
すると人々は割高でも手に入れようとしますので、モノの値段は上がっていきます
これがいわゆるインフレです
デフレというのは、モノの値段が下がっていって、お金の価値が上がっていきます
インフレというのはその逆で、モノの値段が上がっていき、お金の価値が下がっていきます
モノやエネルギーの不足による高騰があり、人々の生活にも大きく影響していきます
政治をみると、どこの政党も、次の衆議院選挙を見据えて、分配という名のバラマキ政策を主張しています
自分のところはいくら配る、こっちは幾らだと、実質は大規模な買収が行われているのです
政治家が個人で少しお金を配ると、選挙違反で捕まりますが、政党として大規模に国民に配ったら無罪となります
こうした無尽蔵にお金を刷ってばら撒く政策は、今までのデフレ下では許される面もあったでしょうが、これからはインフレの後押しする時代錯誤の政策となります
金融緩和もインフレになれば逆に働くことになります
今までスピードが出ないために、一生懸命にアクセルを吹かしていたのが、下り坂になり加速していくと、スピードが出すぎる事になって事故を起こす危機があります
関連記事
4 件のコメント:
いつも読んでいます。
「モノ余りの時代から、物が不足する時代がもうすぐきます
必要なものがなかなか手に入らない時代がくるのです」
とのことですが、これは何が原因なのでしょうか?
脱炭素が進むことによるエネルギー不足か、
天変地異等により設備が破壊されるということでしょうか。
諸々全部が合わさってでてしょうね。
既にトウモロコシの買付の7割近くが中國に流れているとの事ですから、小麦がキロ何十円上がるとかニュースでやっていますが、そんな生易しいもので済むのかどうか。
脱炭素で石炭、原発を止めたら太陽光等ではとても足らず一気に天然ガスが高騰、電気代も上がるでしょうし、色々な物が世界中でドミノ倒しになり、景気も悪くなれば収入が減り物の値段が上がればそういう事になります。これに天災や異常気象が加われば加速しますし、台湾が荒れれば燃料の輸入ルートも怪しくなります。
これが全部何事も無く回避出来れば安心ですが、これが簡単に見えるかどうか…。
色々な理由があるとは思いますが、一つには、コロナによる死者とワクチンによる間接的な死者が増加し、働き手が世界規模で不足するからとちゃいますかね。
100均ショップのセリアもダイソーなどの様に220円330円の商品を扱う様になるのでしょうか?
100均ショップは無くなるのでしょうか?