北極星や北斗星を信仰する北辰信仰や妙見菩薩という存在が信仰されてきましたが、そのもとには、これらの星域に住む宇宙人の存在があります
地球から見て真北の位置にある星が北極星で、その周りにはこぐま座の星や、大熊座の有名な北斗七星があります
昔の時代は、自分のいる場所を示すのに、地図やコンパスなどはありませんから、夜の星座を見て、自分の今いる場所や向かっている方向を調べていました
その中で、北極星は極めて重要で、地球から見たらほぼ真北にあって、天の中心に座して、周囲の星がその周りを巡っているように見えるため、特に神聖な星と見えたでしょう
中国の道教などでも昔から北極星を北辰と言って天帝の住む場所として崇めていました
また仏教にも取り入れられて、「七仏八菩薩諸説陀羅尼神呪経(妙見神呪経)」というお経には北辰(北極星)菩薩が登場し、名を妙見と言うと述べられています
(我北辰菩薩名曰妙見。)
妙見菩薩は目が美しく澄み切っていて、物事の真相を見極める力を持っているとされ、
国土を守り災厄を防ぐ権能があると言われてきました
また北斗七星の内に、破軍星と呼ばれる星ががあることから、軍神として武将などに信仰される事もありました
日本においては天御中主神(あめのみなかぬしのかみ)は、天の真ん中の神という事で北極星とされ、妙見菩薩と同一視されてもいます
この北極星から北斗方面に広がる星域には、知的生命体の住む惑星があって、つまりその方面に住む宇宙人がいて、地球に古来から飛来していており、それが北辰信仰・妙見菩薩信仰へと繋がっていったと思われます
妙見菩薩は亀や、青龍、鷲に載った姿で描かれますが、これは空を自在に飛ぶ姿から来ているのでしょう
亀に載っている姿は、四神で北を玄武とする事から、結合して描かれているとする考えもあるでしょうが、亀のような乗り物、つまり円盤型の飛行船に乗っていた姿だとも考えられます
龍も鷲も空を飛びますので、空を飛びまわす存在=宇宙人であったことをしてしていると思います
日本の歴史においては、弘法大師が妙見菩薩にあったと言われます
弘法大師・空海が星田の妙見山に登られた時に、妙見菩薩という仏が御出現されたと言われています
弘法大師がある時、岩屋に入って、仏眼尊の秘法を唱えていると、不思議なことに、夜空から、七曜の星(北斗七星)が降りて、それが三つに分れて落ちたのを見たそうです
その内の一か所に行ってみると、声が聞こえます
その声が言うには「私は天を北に輝く七つの星である」つまり北斗七星であり、「昔からみんなを見守ってきたと言います」
その声の主を弘法大師は妙見様と呼まれました
また鎌倉期の日蓮上人も妙見菩薩を遭遇したとする話があります
鎌倉時代の文永2年、日蓮上人が上総国鷲巣の小早川家に滞在していた時、国家平穏を祈ったところ、にわかに明星(金星)が動き出して、不思議な力をもって日蓮の前に妙見菩薩が現れ出でたそうです
妙見菩薩は七曜(北斗七星)の冠を戴き、宝剣をかざして鷲の背に立つ姿をしていた事から「鷲大明神」とか、「おとりさま」とも呼ばれているようです
日蓮上人というと龍ノ口法難という有名な逸話でも不思議な体験が書かれています
文永8年9月に、 平頼綱により、幕府や諸宗を批判したとして佐渡流罪の名目で鎌倉の土牢にt字込めていた日蓮を、鎌倉の兵士が土牢から引き出し斬首しようとしましたが、江ノ島方より光の玉がやってきて、光の衝撃で振り下ろした刀が折れ、首を刎ねることができなかったという現象が起こったそうです
先述の明星が動き出すとか、江の島方面から光の玉が飛んできたというのは、どうもUFO現象のように思われます
つまり宇宙人の乗った飛行船が現れて助けたのでしょう
それが妙見菩薩であり、つまりは北極周辺の星の宇宙人だったという事です
地球に人類として生まれてきていますが、もとは別な星に住んでいた宇宙人だったわけです
その中でも北極星の星域に近い星に住むものだったと思います
そこから人間としてお生まれになって、日蓮という名前で知られる方となられたのでしょう
そうして人間として生まれてからも、元いた星の者には、地球を観察している者もいるため、日蓮上人の前に現れたことがあったようです
その時に、当時の人々に分かりやすく、妙見菩薩と名乗って現れたようです
北極星人は初めて聞きました。大変貴重なお話有難うございます。
返信削除プレアデスやシリウスは他でもよく聞くのですが。
手が届かないぐらい崇高な方々のような感じを受けます。
元北極星人はとても数が少なく、地球で寂しい思いをされているのではと思います。
洪さんのお話、いつも感動しながら読まさせて頂いています。有り難う御座います。
返信削除ただひとつだけ気になっている事を書かさせて頂くのですが、
日蓮さんはお仏壇の中に日蓮さん自身の偶像が祭られています。これは宇宙から見てもおかしいのではないかと大変違和感を感じてしまいます。お仏壇は先祖供養のためであって日蓮さんを崇め奉るためのものではないと思ってしまうのです。実家がに日蓮宗で仏壇の中の中央に彩り豊かな日蓮さんが鎮座していて不思議でならないのです(^^;)