2021年4月5日月曜日

闇の中で光を灯していく



人生には暗く見えるような時があります

闇夜に放り出されたかのように、暗くて冷たい時が人生には訪れます

絶望にあった時、苦難に立たされた時、目の前が真っ暗になって、一瞬で暗くなる時があります

そうした闇の中にあることで、闇が濃いほどに、その中で輝く光は強く輝いて見えるものです

白昼の太陽が燦燦と輝いている時には、光を灯しても誰にも気づかれないでしょう

昼間にはあなたの持っているローソクの光に誰も気づかないかも知れません

ですが、闇の中にあるからこそ、光りは輝いて見えます

闇の中にあるからこそ、自らの希望の光を、霊的光を灯していくべきです

私たちは順調な時には、自らを省みることも少ないでしょう

今までにやり方を改めることもなく、そのまま進んで行こうとします

ですが、人生で壁にぶつかった時、暗闇の中に置かれた時に、あらためて光をもとめるようになります

それはまやかしの光であってはいけません

求めるべきは偽りの輝きではなく、真の光を求めるべきです

偽りの光とは、この世的なものを言います

物質的なものであったり、金銭や地位、名誉などを求める心です

この世にあるものはすべて移ろい行くものであり、はかないものなのです

それを自分を輝かす光と思ってしがみ付いていると、いつしかモノとともに脆くも崩れていくでしょう

真実の光とは、真の霊的光です

真理の光を理解し、受け入れることで、あなたの心に光が灯ります

真理の光は減る事もなく、消えることもなく、滅びることがありません

永遠にあなたのうちで輝くでしょう

イエスが「わたしが与える水はその人の内で泉となり、永遠の命に至る水がわき出る」と言ったのはこの事を指します

人生の暗闇の時期のこそ、この光は大切であり、あなたが頼りとなるものです

この光と共に生きるものは幸いなり。あなたは生ける水を飲むものである

その水はあなた自身を潤し、周りの人々の渇きをも満たすであろう

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