2021年4月13日火曜日

ワクチン後の世界



新型コロナのワクチンについて、日本でも期待が高まっています

イスラエルやイギリスなどでワクチン接種が進んだ国では、感染者数が激減しているとの理由からです

そのため日本でも早くワクチンを確保し、すぐにでも多くの国民に打つべきだという意見が強くなっています

もちろん打ちたい方はうつのでしょうが、それを強制的なものにするのは問題があるでしょう

世界的にもワクチンパスポートの考えが出ています

つまり、ワクチンを接種した人には、商業施設や公共施設などに入ることが出来、旅行もいけるようにするというものです

ワクチンを打っている人には、お店に行って飲み食いできるし、スポーツ観戦や音楽鑑賞なども出来るようにするというものです

ですが、これはワクチンを打たないものに対する逆差別につながり、ワクチンを打つ自由を傷つけてしまいます

そもそも今回のワクチン開発は急ピッチに進められたため、まだ接種してから5年後、十年後に副反応が起こらないか分かりません

接種して一番長い人でも、まだ一年ほどしか経過していないので、長期になるとどのような問題が出るかわからないのです

将来どのような副反応が出るか分かりませんので、ワクチンを打つのは任意であるべきです

その人が打つか打たないかを決めたらいいと思います

またワクチンへの期待がとても高まってはいますが、一時的には感染が押さえられたとしても、いずれはワクチンの効かない変異種が取って代わって広まる恐れもあります

すでに日本では変異種が関西を中心に広まり、感染拡大を見せていますが、そのように旧来型と入れ替わって、別な種が広まったりします

変異種については日本ではさらに拡大が起こるという話を前からしていましたように、そうなってくるでしょう

ワクチン接種が進んだ国であっても、いずれはワクチンが効かないタイプの変異種が出てきて、それが感染拡大をしてしまう事もありえるでしょう

ですでの、あまり過剰にワクチンに期待しすぎる面が目立ってきましたので、もう少し冷静になって、その他の対策も進めていかなくてはならないでしょう

個人としては免疫力の強化につとめて、たとえ感染したとしても重症化しないように気をつける事ですね

免疫力を高める方法については、過去にも書いてきましたので、そちらを参考にしていただけたらと思います

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2 件のコメント:

  1. 国民の6割がファイザーのワクチンを打ったイスラエルと、ワクチンを打ってないチュニジアでの死者の割合は同じ数だとか。
    国民も政治家も役人も虚心坦懐に科学的なファクトを見てほしいものです。そうすればワクチンさえ打てばコロナは収束していくだとか、ワクチンパスポート採用だとかならないと思うんですけどねぇ。

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  2. 変異株に対し効果も未知である中、そのような発想だけが先行して生まれる事に疑問を感じます。
    先に、緊急事態宣言を出すなり、早急な対応を期待します。

    また、コロナ患者受入により癌等の手術の延期がなされる一方、宴会でのコロナ感染の報道がなされる日々…
    医療崩壊しつつある中、何を優先して行くべきか。改めて考えさせられます。

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