物事に迷った時、どちらの選択にすべきか判断が下せない時に、うまく解決するための方法を紹介します
人生には色んな判断を下す時があると思います
進路でどちらを選ぶべきか迷ったり、どの人と結ばれるべきか迷う事もあります
そうした判断に迷う時に、試してみるとよい方法です
まず白紙の紙の真ん中に縦線を引き、右側に良い点をあげていき、左側に悪い点をあげていきます
右側にそれを選択した事によるメリットを思い浮かぶだけ羅列して行き、反対側の左側にはデメリットを羅列していくのです
数日かけて思い浮かぶだけ書き加えたらいいでしょう
たとえばある大学に進学しようか迷っているのなら、その大学に入った時のメリットと、デメリットを書いていきます
メリットで言えば、取りたい資格が取れるとか、そこを卒業すると就職に強いとかあるでしょう
デメリットをあげるなら、学費が高くいくらかかるとか、家から遠いなどあります
このようになるべく思いつくだけ挙げていきます
あげたら各項目ごとに点検していきます
そして右と左の項目どうしで同等のものを比べて、消していきます
メリットとデメリットで上げた項目のうち、秤にかけたら同じぐらいのものになる者同士を探して、それは両方とも潰しあって消していくのです
それは一対一でなくてもよく、よい項目の二つと、悪い項目の一つがちょうど釣り合うくらいと判断されるものもあるでしょう
そのように、同じくらいと思えるもの同士を潰していきます
すると、残ったものでどちらが残るか、あるいは大きいかが見えてきます
メリットの方に項目が残されるなら、選択するといいでしょうし、デメリットの項目が残るなら、諦めた方がいいとなります
このように冷静に分析して、どちらかを判断すると言う方法があります
これは『時は金なり』の名言でも知られる、米国建国の父のひとりベンジャミン・フランクリンが友人に紹介した方法です
このように右と左でプラスとマイナスを表していくのをバランスシートと言います
バランスシートはおもに企業の財務で使われるもので、日本では貸借対照表と言います
フランクリン氏はさらに人間バランスシートをも提唱しています
人間バランスシートは、先ほどと同じように白紙の真ん中に縦線を引き、右側に自分の長所、左側に自分の短所を書き出していきます(逆でもよい)
この時に、どちらかに片寄っている場合、たとえば長所ばかり多い人や、短所ばかり多い人は、偏った見方をしている事になります
長所ばかり多く書く人は、自信家でうぬぼれが強くなっているかも知れません
そのため天狗が鼻を折るように、失敗してしまう事があります
また欠点の項目が多い人は、自信喪失していて、やる気を失っている可能性があります
そうした人は消極的になって、物事にチャレンジするこころを失うため、成功を逃す傾向が出てきます
どちらもバランスを欠いていますので、この人間バランスシートを書くことで、偏りを発見できるでしょう
そうして自分自身について客観的に見れるようになり、自分の長所と弱点を、冷静にみることが出来ます
自分を見つめ直すために人間バランスシートを一度作って見るのもいいでしょう
以上、ベンジャミン・フランクリンの考えた人生のバランスシートについて紹介してみました
参考になりましたら幸いです
2 件のコメント:
いつもありがとうございます。
悩んだとき、試してみます。
今、実践しています、頭の中で 良いとこ、悪いとこ..グルグル考えても その時の感情や気分で進行する場合もあり、文字にして それを目にすると 客観的に 考えられる気がします。
ありがとうございます!