世の中には与えるほどに増えていくものがあります
普通は何かを与えると、手元にものが減っていってしまうと思われますが、いくら与えても増えていくものがあります
それについて仏陀がお弟子さんにこう述べています
「一本のろうそくで何千本ものろうそくに火を灯すことができる
しかし、それで一本のろうそくの火の命が短くなるわけではない
幸福も分かち合うことで減ることはない」
みなさんが一本のろうそくを持っていたとして、その火で周りの人の持つろうそくに火をつけて回ることが出来ます
いくら自分の持っているろうそくの火を分け与えたとしても、手に持っている分は減る事がありません
そのように幸せも、周りにいくら分け与えたとしても、減ることなく増えていくというお話です
周りの人を幸せにしていくと、幸せはどんどんと増えていきますが、自分の幸せが減ってしまう事はありません
さらに世の中に幸せの火を灯していく事で、周り回って自らにも返っていきます
ろうそくの火を灯すとは、何も難しい事ではなく、ちょっとしたためになる事を話してあげたり、お話しを聞いてあげるだけでも幸せを分けられるかも知れません
自分のできる事で周りに火を灯していく事で、幸せはどんどんと増えていきます
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2 件のコメント:
本日も深いお話ありがとうございます。
勉強になります。
「周りの人を幸せにしていくと幸せはどんどん増えていくが、自分の幸せが減ってしまう事はない」
その通りですね。
他人が幸せになったら自分は不幸になる、或いは自分の幸せが減るという幻想は、愛が有限だという思い込みからくるものですね。
愛は無限にあり、使えばどんどん増えるもの。
ならば、やらない理由はないですね。
沢山の光の灯った世界を想像すると、安心して幸せな気持ちになれました。