可能性の扉は私たちの目の前にたくさんありますが、その中の一つが閉じてしまう事で悩む事もあるでしょう
ショックで立ち直れなくなる人もなかにはいます
このように未来の扉が閉じたときの対処法について幾つか話をしていきたいと思います
まず一番目にあげられるのが、以前にも述べたことがある内容ですけど、また違う扉を開けていくというものです
未来への扉は、一つが閉じれば、また別な扉が開くようになっています
ですので、一つが閉じたのなら、また次の扉に移って開いていくように気持ちを切り替えていく事が大切です
「自分にはこれしかない!」と自己限定してしまうと、可能性を狭めてしまって苦しみのもとになっていきます
人間の苦しみの原因には、このように自分で自分の首を絞めるような事があるのです
あまり考えが固着してしまって、別なものを受け入れられないようになると、それが苦しみのもとになります
たとえば恋愛でも、好き同士だった者同士でも、いずれは離ればなれになる時もあります
相手に振られる事もありますが、それをどうしても諦めきれずに、ずっと元カレや元カノの事ばかり考えていると、苦しみが増大していくでしょう
「この人しかいない」と固執していると、また新しい恋人が出来てこないでしょう
しまった扉にしがみついていることで、別な扉が開かない例です
執着となってしまっていると苦しみを生みだすので、手放す事が大切です
そしてもう一つの方法としては、逆説的ですがチャレンジを繰り返すという方法もあります
自分の目指している道が、本当に価値あるものと信じられて、我執によるものでは無いと思えるのなら、諦めずにチャレンジしていく道もあるでしょう
簡単に諦めているとなかなか物事は成功しないものです
一生懸命に努力を重ねていく事で、一度はダメだったものでも成功していく事があります
乗り越えられない障害と思っても、何度かチャレンジしていく事で、いつか乗り越えられることもあります
あれこれと興味が移っていくと、一つの事で成功は難しくなります
器用な人や秀才と言われる人でも、成功しない人にはこうした方がいます
何でもすぐに出来てしまうと、飽きるのも早いため、一つの事を続けるのが苦手な方です
そうした人はすぐに興味が他に移ってしまうため、一つの事で成功をするのが難しかったりします
むしろ多才ではなくて、コツコツと努力を重ねる人の方が、優れた成績を上げたりします
そのように何度もチャレンジしていく事で道を開いていくという方法もあるでしょう
一見矛盾するような二つの方法ですが、どちらかを見極める事が大切です
自分のエゴや執着によって手放せずにいると判断できれば、それから離れて、また次の扉を探すようにするべきでしょう
もしも飽き性で安易に諦めてしまうような場合には、すぐに諦めずに何度もチャレンジしていく事が大切です
それが本当に値打ちのあるものであり、正しい道であると信じられるのなら、諦めずにチャレンジしていくといいでしょう
自分の見栄やプライド、固執から手放せないでいるのなら、それは執着ですので手放していくべきです
そのように二つの対処法がありますが、どちらの要素も頭に入れておいて、自分はどこに寄っているのか?傾いているのかを冷静に判断していきましょう
これらを念頭に入れておくことで、大切な時の判断基準となります
後は自分で判断していって、どの方法を取っていくべきか検討してみましょう
関連記事
0 件のコメント: