だれしも幸福を得たいという思いがあります
しかし、必死になって追い求めても、なかなか得られないものでもあるでしょう
『幸せの青い鳥』のチルチルとミチルの兄妹のように、様々な世界を捜し求めても幸福は得難いかも知れません
すぐに得ようとすれば、それは幸福ではなくて快楽を求めることとなります
安易に得られるものは快楽であり、それはやがて真の幸福を蝕んでいくものになります
競馬やパチンコなどギャンブルにのめり込むのも快楽を求めるからであり、お酒やたばこも快楽の一種と言えるでしょう
なかには麻薬に手を染めて人生をダメにしてしまう人もいます
有名人でも麻薬の使用で捕まって、今まで築いてきたものを失う人は後を絶ちません
また異性についても安易な関係を結ぶと、トラブルのもとになったり、人生を狂わせるようになります
このように手っ取り早く幸福を得ようとすると、それは快楽であり、人生をダメにしていく事が多いです
本当の幸福というものは、このように安易に手に入れようとするものではなくて、自らの足元に植えて育てていくものでしょう
植樹をしていくように、自らの足元に木をうえて、絶えず肥料や水やりをして、時間をかけて徐々に育てていくものです
すぐに手に入れようとすれば、世界をさ迷って見つからないか、安易に手に入る快楽を得るようになります
しかし、本当に幸福を手に入れるためには、少しづつ育てていかなければならないでしょう
そのため苦労や努力も必要になってきます
結婚したり子育てをするのもそうでしょう
結婚や出産は苦労も多くなりますが、それをあえて買ってでも幸福の木を育てているのだと思います
理性的に考えれば苦労を自ら買って出ているように見えますが、苦労して育てていく事が幸せに通じているのでしょう
そのように真の幸福というものは、どこかを捜し求めても、また安易に手に入れようとしても得られるものではなく、自らの足元に育てていくものだと思います
結婚当時は若く、幸せにして貰える、受身、と思ってましたが、様々な苦労、流産数回、会社の倒産、子育ての衝突などあり、反省もして夫婦で苦労を乗り越えました。今一番幸せです。幸せは育てていくものですね。
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