人間は運命という荒波に翻弄されて生きているように見えます
まだ見えない未来への不安の中を漂って生きている人もいます
いったい人間の運命を形作っているものとは何でしょう?
運命の正体を知れば、それを乗り越える事も可能となっていくのではないでしょうか
多くの人は悪しき運命から逃れ、よい運命を得たいと望んでいます
これら運命と言われるものの正体とは、実は、その人の持つ魂の傾向性が生み出しているのものなのです
私たち個人個人が持っている魂の傾向性=癖が人の運命を形作っています
古い言い方をすれば、カルマ=業とも呼ばれるものでしょう
人間は幾転生を繰り返して生きている存在ですが、各々に特有の傾向性というものを備えています
たとえば人によって同じ状況が出てきても捉え方が違ってきますし、ある人には喜ばしい事でも、別な人には悲しいと感じる事もあります
同じ状況でも、どうリアクションをとるかは各自様々に分かれます
そうした判断の積み重ね、行動の積み重ねが、カルマとして蓄積していくわけです
この各自の違った判断傾向が、魂の傾向性といえますし、その傾向性によって選んだ選択の結果がカルマとも言えます
大本を辿れば、このように運命とは各自の持つ魂の傾向性が作り出したものだと言えるのです
では、運命を変えるためにはどうしたらよいかと言うと、自分の持っている魂の傾向性を知り、それを変えていく事で運命も変わっていきます
まずは自分がどのような魂の傾向性を持っているか知らなくてはなりません
どのような状況で、どのように自分は判断していったかを振り返り、分析していく事で自分の傾向性を知ります
そして魂の傾向性が正しかったのか、それとも問題を起こしているのかを見極めます
もしも問題のある傾向性を持っているなら、それを改めていく事で運命も変わっていきます
運命を形作っている魂の傾向性を知り、それを改めていく事で、運命も変えていけるのです
各自にはそのように運命を変えていく力が備わっています
この力を用いることで、各自の運命も変えていくことが出来ます
悪しき運命に翻弄されていると思うなら、自らの魂の傾向性を知り、それを変えていくようにしてください
そうすれば新しい道が開け、新たな運命の道を歩むようになるでしょう
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