人生にはいつか自分と直接対峙する時期が来ます
自分の持つ課題やカルマと向き合う時です
普段生きている間には考えなかったことで、見逃されていますが、自分というものを見つめる時期が誰しも訪れるのです
それは事業が倒産した時であったり、失業して行き場を失なった時であったり、大病して入院した時、離婚した時、その他様々なアクシデントに見舞われる時が多いでしょう
順調満帆に生きている時には、自分の人生を振り返る時も少ないでしょうが、不慮の時には自分と向き合わなければならなくなります
多くの人は、普段から自分と向き合う事は避けて通っています
本当の自分と向き合うのは、嬉しい事でもなく、臭いもののは蓋をして通りたいと思うあまり、手付かずで放置されてしまっています
ですが、そのまま何もせずに蓋をしていたとしても、心の奥底にはずっと残されているものです
人間はいつかは自分自身と対峙しなくてはならない時が来ます
醜い自分や、嫌らしい自分ともいつかは向き合い、正面から見据えなくてはなりません
必ずしも自分から望んで対峙するのではなく、様々な人生問題が目の前に起こって、向き合わざるを得なくなる事が多いでしょう
もしも今世で向き合わなければ、来世でもっと厳しい状況で向き合わざるを得なくなります
順調の時には、深く見つめることなく過ごせても、試練の時がやってくると、自分を正直に見ていかなくてはならなくなります
現在のコロナ禍で苦しんでいる人も多く出ているでしょう
普段では起こらない苦難に立ち向かっている人も多く出ています
そうした時に人は、自分の持っている課題やカルマも現れてきて、その問題と向き合わなければならなくなります
災厄は出来たらあわずに過ごしたいと願いますが、人生でどうしても起こる事があります
それは私たちに深く人生を見つめ、自分を振り返る機会が与えられている機会でもあります
来世に宿題を持ちこさないためにも、今世で自分の課題に立ち向かい、克服していかなくてはなりません
2 件のコメント:
いつもありがとうございます。
コロナ禍の色々な問題で、自分の思い込んでいた思いやりや優しさが、うわべだけのものや、自分自身の心を満たすためのものが多かった事に気付かされました。
災厄や試練でもないと、勘違いや思い込みには気づけなかったと思います。
今日もたいへんためになるお話有り難うございました。
まさに今の自分自身のことを言われている様でした。