2021年1月23日土曜日

人目を気にし過ぎてしまう人への解決法



どうしても人目を気にし過ぎてしまい、気苦労が絶えなかったり、悩みの種になったりする人も多いでしょう

今日はそうした方向けの話をしていきたいと思います

特に思春期には、人目を気にする時期というのは誰しも経験があるでしょう

思春期になると、特に異性を意識するようになるため、「自分が周りからどう見られているのか?」と特に気にして悩んだりします

思春期というのは、生物的にはおそらく結婚の適齢期になってきていると思われます

現代では、もっと遅くに結婚することとなりますが、それは経済的な事情からでしょう

現代社会では、多くの知識を学ばなくてはならないため高校卒業で18歳、大学卒業は22歳ころまで学生時代が続きます

さらにある程度、経済的に余裕が出来ているには、もっと遅くなる事が多いです

そのため結婚する時期が遅くなってくる傾向があります

これは社会の在り方で結婚が遅れているだけで、生物的にはおそらく思春期頃に結婚して子どもを作る時期になっているのだと思われます

そのため、この時期は相手を見つける時期でもあるため、自分をよく見せようとか、相手を探す意識が強まるわけです

それで他人の目が気になったり、意識が過剰になります

他の理由としては、思春期には自己確立がまだ出来ていない時期でもあります

自分が何者かがまだ分からないため、迷ったり悩んだりする時期でもあります

自己確立が定まっていないために、他人が気になったり、人目を気にしてしまうようになります

こうした自己確立がしっかりしていない時期であるため、人目を気にし過ぎてしまう事があるでしょう

そしてもう一うには、思春期には自分の求める理想像を思い描く時期でもあります

自分がどのようになりたいかを思い描き、将来なりたい自分を投影する理想の像を思い描きます

そうした理想像を思い描く時期であると言うのも、自分が周りからどう見られているのか、どのような人間であるのかを強く考える時期でもあるわけです

今の自分が何者であり、将来はどのような道に進むべきかを考えるために、周りの目から自分というものを考えて見るわけです

そのように自分を見つめ、求めるべき理想像を思い描くために、他者の意識をくんだり、いまは人からどのように映っているのかを考えます

このように思春期には、どうしても人は他人の目を気にし過ぎてしまい、悩みを抱える事もあります

それは不要な事ではなく、意味のあるものであり、将来のために通過する過程でもあります

ですが思春期を過ぎても、人目が気になって悩んでしまう場合もあります

この場合には苦しみのもとになってしまい、解消する必要が出てきます

まず、人目を気にし過ぎてしまうのは、自分に自信がない事があげられるでしょう

どうしても自分に自信が持てないため、他人の意見を尊重し、自分の意見は抑え込んでしまいます

自分に自信が持てずにいる人は、まずは少しづつでも成功体験を積み重ね、自分をほめるようにするといいでしょう

たとえば頑張って資格を獲得するために勉強したりとか、はじめは簡単な資格でいいと思いますが、勉強して取って見るのもいいでしょう

そのように少しづつ実績を重ねていくようにするのです

小さな成功体験を重ねていく事で、少しづつ自分に自信が持てるようになってきます

また、極度に自信がないという人には、過去の経験で棘となっているものが、いまだに刺さっている場合が多いです

過去に何らかの失敗や、自己否定されるような経験があって、それがもとで自信の無さとして生じてしまう場合があります

たとえば人前で失敗して、笑われたような経験があって、それ以来、自信を失うケースもあるでしょう

あるいは家庭で否定されるような言葉を親などから何時も投げかけられていたりすると、自分に自信を持てない子となってしまう事があります

昨日紹介した『子は親の鏡』と言う詩でも「子どもを馬鹿にすると、引っ込みじあんな子になる」とあります

そのように子どもの頃にあまり褒められず、否定されて育った場合に、自分に自信が持てずに、人目を気にし過ぎてしまうようになる事があります

自分の過去を振り返って、原因となる経験があるのなら、それを思い出してトゲを抜くようにし、傷を癒す事です

そして人目を気にし過ぎてしまうのを解消するのは、大人になって、自己確立をしていく事です

プライドをもって仕事をしていくとか、よい家庭を築くよう頑張るなどです

自分の仕事に打ち込んで頑張っていれば、人の目も気にならなくなるでしょう

自分がしっかりと生きて、自己確立をしていく事で、人の目も気にし過ぎなくなります

また霊的な視点から述べれば、人目を気にし過ぎる人は、相手の気持ちを感じすぎる傾向があります

人が発する思念を受け取ってしまうわけです

他人と自分とが明確に境界線を持って分けるために、自分の周りに透明なバリアーを意識してみるといいでしょう

それによって不要な他人からの思いを、自分の境界内に入れないようにします

以上、参考にしていただけたら幸いです

1 件のコメント:

  1. 子育ての参考になります。どうしても、我が子に対して心配し過ぎて、ネガティブな言葉をかけてしまいます。あなたなら大丈夫。信じてるからねと娘に言ってあげたいです。

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