2020年12月11日金曜日

新型コロナはすぐには終息しない?ワクチンでいつ日常に戻れるか


すでにイギリスではファイザー製のワクチン接種が始まっており、アメリカでも近く接種が開始されると言います

今までには無い速さでワクチンが開発されており、それだけ期待も高まっています

日本でも有効性が90%以上あるとマスコミでも騒がれていて、もうこれですぐにでも感染は無くなるのだと思っている人もいます

来年の初めころには流行が押さえられるのではないかと期待する向きもあるかも知れません

そして来年の夏には東京オリンピックを開催して、何とか不景気を吹き飛ばしたいという思いもあるでしょう

ですが、残念ながらそうすぐには収まるものではありません

言われているようにワクチンが非常に有効で、感染を抑えられる効果が高いとしても、日本で感染が収まるのは来年いっぱいはかかるでしょう

普段の生活に戻るのは再来年くらいになる可能性が高いです

そうすると、今も感染の波が襲っていますが、これが収束してきたとしても、来年にはまた次の波が襲ってくる恐れがあります

そう言う事で、なかなかすぐにはコロナが収束して、普段の日常に帰るわけではありません

これは私の方でも当初からずっと言っていたことです

当初はお医者さんなどのアンケートでも、今年の夏ごろまでには終息するという意見が大多数でした

ですが、これはもっと長期化するだろうとあらかじめ警告していた通りになっています

そのため安易にすぐに収まると思ってはいけませんよと注意を促していたわけです

なぜならすぐに収まると思って事業計画などを立てると、傷口が広まってしまう可能性もありますし、いざ長期化したら失望することになるでしょう

ある程度、厳しい未来を覚悟してもらうために警告をならしていたのです

実際に飲食店や宿泊業、旅行関連の業種はかなり厳しい状況が続いているでしょう

新年会や忘年会などで居酒屋さんや飲屋は稼ぎ時にもかかわらず、自粛要請が出されてそうとう厳しい状況に追い込まれています

これほど長引くと分かっていたら、事業計画も変えていたと考える人も多いでしょう

「借金して長引かせるより、撤退していた方がよかった」とか、「コロナ対応の営業に変えておくべきだった」など後悔する人も出てきます

飲食店や宿泊業などでも、密を避けて仕切られた空間で飲食を出来るスタイルにしたりとか、いろんな工夫されたところなどはむしろ流行っている所もあるようです

「じっとしていれば台風のようにすぐに過ぎさるだろう」と考えて、対応を見誤った場合には、厳しい状況になっているはずです

このように厳しい未来を想定して、それを受け入れる事で、将来の被害に対処できるようになる事があります

コロナはすぐに終わるなど、楽観的な観測をしていた場合には、厳しい現実が現に起こっているはずです

ワクチン開発の情報で、またすぐにでも終わると喜んでいると、ぬか喜びになる恐れがあります

日本では来年いっぱいはすくなくとも流行は続くものと覚悟しておいた方がいいでしょう

もちろん波があって収まりかけたり、また増えたりの繰り返しとなるはずです

今しばらくは前の様な日常には戻らないと思っていた方がよいと思います

関連記事



0 件のコメント:

今後のコメントは X(旧Twitter)にてお待ちしております。