人間の心の中には様々な否定的観念が埋まっています
その観念はあなたに現実を歪めて見せてしまいます
私たちは普段、現実をありのままに見ていると思っていますが、実際には歪められた姿を捉えています
それは色眼鏡を通して映る世界が、特定の色に染まった姿に映るようなものです
そうした思い込みの観念が私たちの心の中には幾つも存在しています
たとえば、子どもの頃に親から「勉強のできない奴はダメな人間だ」と言い聞かされたとします
するとその思い込みの観念を自身も次第に受け取って、その観念のもとで世の中を見ていくようになります
そこから、勉強が出来る事で自分には価値があると思いこんだり、勉強が出来ずに悪い成績などを取ってしまうと、自分はダメな人間だと思い込んだりします
また他人に対しても、「この人は勉強ができる優れた人物。この人は勉強のできないダメな人物」というように、周囲もその観念を通して見るようになります
そのように人間は生きているうちに様々な観念をこころに埋め込み、それを通して世の中を見るようになります
こうした観念に縛られていると、現実を歪めて見てしまいますし、望んでもいない出来事を引き寄せてしまう事があります
たとえば、自分は勉強が出来ずにダメな人間だと思い込んでしまっていたら、自分はダメなんだという現実を引き寄せてしまいます
すると自分がダメだと思わせるような出来事が起こってしまったりするのです
表面意識では望んでいなくとも、こころの奥に潜む思い込みが現実を引き寄せてしまいます
この思い込みを解くには、現実を歪めている観念を手放す必要があります
そのためにどうしたらよいかというと、まずは自分の中にある観念を自覚することから始めます
自分の中にある思い込みの観念の存在が分からないと、それを解くことも難しくなります
まずは自分のこころの中を振り返り、よくよく見つめていって、観念の在りかを発見しましょう
自分の中にある観念を発見したら、次にはどうしてその観念を持つに至ったかを振り返ってみます
たいていは幼少期に親に言われたことであるとか、兄弟や友達との関係で作られたものが多いです
そのようにどうして自分が観念を持つに至ったかを振り返ります
そしてこの観念は植えられたものであり、真実のものではないと自覚するのです
不要な観念は手放すようにしましょう
手放すための一番簡単な方法は宣言することでしょう
「この観念はもう要りません!手放します!」と言葉にして宣言してみてください
一番簡単に出来るやり方です
みなさんも試してみてください
その他のテクニカルな方法についてはスクールで紹介していきたいと思います
より深く学びたい方はそちへ進まれるのもいいでしょう
2 件のコメント:
太っている、痩せているなどの体型の概念にも言えてることだと思いました🙄
ゴミ箱にポイっと投げ捨てる感覚ですね(^^)
やってみればものすごく簡単なことなのですけど、これがなかなかすぐ近くにあるゴミ箱が見えなくて捨てられなかったりするのですよね。
一度気付いたら簡単なのですけれど。