グラボヴォイ数列という言葉をご存知でしょうか?
ロシアの科学者で、医者、治療師をされているグレゴリ・グラボヴォイ氏という方がいらっしゃるそうです
このグラボヴォイ氏は、特定の数字の配列が、特定の事柄を「引き寄せる」としてグラボヴォイ数列を提唱しています
たとえば自分を含めて全ての人の心身を癒す数字の配列として以下の数列があります
1 8 1 4 3 2 1
これらの数字を眺めたり、紙に書いて持ち歩いたり、スマホの待ち受けにすると効果が出るとされています
他にも豊かさを引き寄せる数字の配列
9181971853684324
などがあります
このグラボヴォイ数列なのですが、ネットでは「コロナウィルスを調和させ無害化する」数列というものが拡散されています
それが以下の数列になります
4 9 8 6 4 8 9
5 4 8 7 4 8 9 7 8
この数列を紙に書き写して持ち歩いたり、スマホの待ち受けにして時々眺めて同調したりするそうです
数字にはたしかに固有の意味を持っていることは確かでしょう
それが果たして特定の数列が感染症にも効果をもたらすかどうかは分かりません
日本でも古来から言霊信仰があって、言葉にしたことが現実となるとする考えがあったように、特定の数列が、それに関連した現実と繋がっていくという事もあり得るかと思います
ただ、それが現実世界でどこまで力をもって実現させる働きをするかというと、それほど強力なものとはならないでしょう
あまり過信してしまい、これだけ見ていればうつらないんだと思わない方がよいかと思います
あくまでおまじないくらいに思って、気分を落ち着かせるために使用するくらいがいいのではないでしょうか
3 件のコメント:
西洋には古代から数字に対して特別の意味を読み取る伝統があります。ダンテの『神曲』などはもう前編至るところに数のギミック(ゲマトリア、キアズムス、シンメトリー)がほどこしてありますし、聖アウグスティヌスも『De libero arbitrio 自由意思について』で、「数の法則と真理を知らなければ、知らないほど、人は誤謬に陥る」という言葉を残しています。聖書はシモン・ペトロが投げ込んだ網にかかった魚の数を153匹としていますが、これも1の3乗+3の3乗+5の3乗という、それぞれの位の数の3乗の和で導かれる特殊数です。言霊信仰と合わせて紹介してくださいましたが、まさしくこのたびのグラボヴォイ数列はこうした西洋の数の伝統を何らかの論理にしたがって引き継いだものでしょう。
人間は物事に対してなにかと意義付けをしたい生き物なのかな。特に西洋では「6」に対して異常なまでの執着がある。おそらく史上最大のフェイク書(笑)、聖書の影響でしょう。
太陽系6番目がサターン、曜日6番目がサタデー。十二支の6つめがヘビ、あこれは東洋か。
本来6という数は宇宙においてキーとなる重要な数だと思いますが、なぜか人はこれを悪者と思い込みたいように感じます。
日月神示も数字ですし、10進法や16進法はおいとくとして、宇宙の共通言語は数字なんですかね。